教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



和歌山のみなさん、こんにちは!
2025年から大学入学共通テストの教科が7教科21科目へと変わります。
今回は特に注目したい“情報”と“地歴公”のポイントについてです。

■情報■
①問題文や図表をいかに素早く正確に読み取れるかがポイント
共通テスト試作問題では、教科書レベルの基本知識で無理なく解けるものが多いが、問題文が長く、図表が多い出題傾向が見られる。
そのため、情報を素早く整理して必要な情報を正確に見つける力が求められる。

②プログラミング対策必須
試作問題ではコンピューターとプログラミングに関する問題が100点中46点を占め、配点が非常に高い。
数学的にプログラミングの構造を考える問題や、適切な変数や値を求める問題など、プログラムへの適切な理解が求められる。

試作問題では、SNSやWebサイトなどのインターネット利用に関する常識的な問題や、二次元コードや路線図などの身近な題材を扱った問題も出題されている。
日頃から情報社会の出来事に関心を持っておきましょう!

■地歴公■
①2科目を1組にして受験科目に
これまで「日本史A」「世界史B」などそれぞれが受験科目だったものが、「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」など1まとめとして出題される。
そのため、これまでより幅広い知識が必要となる。

✏10科目から6科目に再編成
地理科目▶【地理総合、地理探究】
歴史科目▶【歴史総合、日本史探究】【歴史総合、世界史探求】
公共科目▶【公共、倫理】【公共、政治・経済】
複合▶【地理総合、歴史総合、公共】(うち2つ選択)

②図表や資料の読み解き増加
センター試験から共通テストへ変更された2021年から、問題文や資料をしっかり読み取り、解答する設問が増えている。
さらに新設された探究科目を受け、この傾向が一段と進むことが予想される。
日頃から読解力を鍛えていきましょう!

トライでは、独自の戦略・学習方法・数値分析等、あらゆる観点でお子さまの学習をサポートします。
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