教育プランナーブログ

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和歌山のみなさん こんにちは!

2025年度大学入学共通テストは、新しい指導要領に合わせた新課程の内容へ本格的に移行した初年度の試験となりました。
7教科21科目となり、国語・数学など試験時間が延長される科目もある中で、思考力・読解力が求めれ、問題を読み解くスピードも重要視されています。

今回は、今年度の共通テストを踏まえ、来年の対策ポイントについてコンパクトにお伝えいたします。

 

 

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~来年の対策ポイント~

 

英語R(英語リーディング)
・今年は語数が減ったものの、1分間に120語読むとスピードはやはり必要。引き続き分量とスピードの対策を行おう。
・エッセイやレポート執筆で頻出の語彙を覚えよう。長文演習では、長文の内容を“自分の言葉で要約する”ことが効果的。

 

英語L(英語リスニング)
・「1回読み」に対応するために、形式を把握しておくことが重要。模試や過去問での、演習の機会を最大限に活用したい。
・基本の語彙知識を蓄えて、言い換え問題にも対応できるように。メモの取り方もシュミレーションできると◎。

 

数ⅠA(数学Ⅰ、数学A)
・全問必答形式のため、図形を確率を含めたすべての単元を満遍なく対策しよう。
・問題設定は特殊だが、どれも根底に基礎知識が必要な問題なので日頃から苦手をなくしていこう。

 

数学ⅡBC(数学Ⅱ、数学B、数学C)
・各単元の基本的事項について、単に暗記するのではなく理解して説明できるように心がけて勉強しよう。
・文系は「統計的な推測」、理系は「平面上の曲線と複素数平面」の対策を万全にして、難しい問題にも備えよう。

 

現代文
・基礎的な読解の養成:感覚で読むのではなく、解法を意識しながら論理的に解くことが重要。
・資料読解問題への対策:過去問が少ないので、模試の問題や予想問題集をうまく活用しよう。
・時間配分・戦略決め:どの問題に何分かけるのか、どの順番でとくのかなど、自分に合わせた戦略を決めておこう。

 

古典
・複数の文章を比較する問題は、要約練習が効果的。読んだ古典文章は現代語訳を見ながら振り返ろう。
・対策する時間がある人は、文中の主語が“誰”なのか、文の流れごとに特定しながら読み進めよう。
・対策する時間がない人でも、参考書1冊内の文法事項と、出てくる単語はおさえておこう。Try IT(古典)でも可。

 

物理
・各単元の公式の使い方や事象への理解を深め、似ているモノ同士でも混同せず整理して学習しよう。
・範囲学習を早めに進め、磁気や原子などの最後の方に学習する単元が演習不足にならないようにしよう。

 

化学
・有名な反応や化学製法は、反応式だけでなく触媒や反応名など関連情報もセットして覚えよう。
・理論分野の基礎を早めに習得して、単位計算やグラフの読み取りをスムーズに行えるようにしよう。

 

生物
・教科書レベルの語句について、意味や定義、原理を理解し、定義を用いる条件を説明できるようにしよう。
・リード文の誘導に乗って、今得られている情報を図や表で書き表して整理する練習をしよう。

 

日本史
・歴史事項は内容だけでなく、その時代や前後の出来事と結びつけて覚えよう。仏教などのテーマでまとめるのも効果的。
・資料読解は練習を重ねることで上達します。知識に引っ張られないように、下線を引きながら丁寧に読み進めよう。
・歴史総合範囲の世界史知識も問われる。Try ITレベルの知識を確認しつつ、問題を解く際は消去法なども活用しよう。

 

世界史
・資料問題が大半。地図・グラフ・表・図版に慣れるため、教科書だけでなく、資料集などを必ず併用して学習しよう。
・年号そのものの暗記は最低点で充分。各地域の歴史を流れ図でまとめる訓練が効果的。
・正誤問題も資料読解も、難問は少ない。共通テスト形式の問題をたくさん解いて形式に慣れるようにしよう。

 

地理
・新課程になっても求められる基礎知識はほぼ変わらないため、基礎知識の定着を徹底させよう。
・図表の読み取りや選択問題は慣れが重要。過去問・予想問題でしっかりと演習を積んでおこう。
・用語の意味を暗記するだけにとどまらず、概念や現象の原理まで説明できるようにしておこう。

 

倫理
単なる用語の暗記ではなく、思想や概念について理解することが必要!
・教科書を読み込み、思想の背景にある歴史や、影響を受けた思想家などを把握しよう。
・具体例と紐づけたり、他の思想・概念と比べたりして理解しよう。

 

政経
・現代社会の課題と学んだ知識を連動させ、時事テーマに対する興味関心を養い、解決策を検討する力を養おう。
・資料の読み取り問題は、各項目の「最大値・最小値」「推移の傾向」を素早く把握できる練習を繰り返そう。
・知識問題は標準的な学習で対応可能。教科書太字レベルの語彙の周辺知識は欠かさずに習得しよう。

 

情報Ⅰ
・知識問題は教科書レベルが中心。教科書レベルの知識をきちんと押さえ、確実に点を取ろう。
・考察問題は練習を重ねることが重要。問題集で十分に演習を積み、間違えた場合は原因を分析しよう。
・大問4のデータの活用は数学Ⅰとの関連が深く、情報Ⅰの勉強と合わせて数学もきちんと勉強しよう。

 

 

 

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