教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



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2011年6月

暑い日が続きます。

水分を良くとり、睡眠を十分にとって体調管理には気をつけましょう

 

夏休みにする学習として、以前「不得意なところを克服する」「1、2年の総復習をする」の二つを挙げました。

教科書授業で使ったノート、プリントを利用すると同時に、問題集を解くことになると思います。

 

使う問題集は、本屋に足を運び、自分で手に取りながら、自分にあっていると思うものを購入しましょう。

たくさんあって迷うと思います。今回は、問題集の選び方を紹介します。

 

 

英語

必ず教科書準拠のものを使用しましょう

・教科書に沿って、要点がまとめられているものを使うことで

 授業内容に合わせて効率良く単語や文法を覚えることができます。

 

数学

基本問題から応用問題まであるものを選びましょう

・基礎の繰り返しが大事ですので、基本問題の数が多いものを使うのがよいでしょう。

 例題が多く載っている問題集や、細かい解答が掲載されているものもオススメです。

 

理科

実験について細かく載っている問題集を使いましょう

・高校入試では、実験器具や実験方法に加え、その考察結果についての記述問題も

 多く出題されます。暗記ではなく、考える力を養うには実験重視の学習をすべきです。

 

国語

漢字、文法、長文読解、古典がバランスよく出題されている問題集を使いましょう。

・国語はテスト範囲があってないような教科で、対策が非常に難しいとされます。

 特に文法事項の問題が充実している問題集で、参考書の役割を果たすようなものが

 オススメです。

 

社会

地理・歴史・公民の融合問題や、テーマ別の出題がある問題集を使用しましょう

・高校入試における社会の出題方法は多岐にわたります。

 例えば、歴史でも時系列順に出題されることは非常にまれで、

 『商業・経済』、『外国とのつながり』などテーマ別に出題されることが多いのです。

 

問題集をあれこれ買って、いろいろな問題をこなすよりも、一冊を繰り返し使うようにします

間違った問題はもう一度教科書やノートを確認し、復習するようにしましょう

もちろん受験生以外のみなさんも、参考にしながら夏の学習で周りに差をつけましょう

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あと一カ月ほどで夏休です

海や山など自然の中に出かけたり、体をうごかす機会も増えることでしょう。

くれぐれも怪我には気をつけてくださいね。

 

ところで、みなさんは怪我をしたら消毒しますか?

怪我をしたら「消毒をして絆創膏を貼る」という常識だと思っていた行為が、

実は怪我の治りを遅らせていたと聞いたら驚くのではないでしょうか。

しかし、中学2年生が学んでいる理科の知識で説明ができます。

 

理科の教科書にはこのように書かれています

 

血液の成分

・血液は赤血球、白血球、血小板などの固形の成分と血しょうという液体の成分からなります。

赤血球

ヘモグロビンを含み、酸素を運搬する。

白血球

・からだの中に入ってきた細菌などを取りこむ働きがあり、病気を防ぐ。

血小板

・出血したときに血液を固める働きをする。

血しょう

・養分や不要物などをとかして運ぶ。

 

 

怪我をすると、傷口から入りこんだ細菌を白血球が取りこみます。この白血球の死骸が膿です。

同時に傷口を血小板が血液を固めて塞ぎます。この塞いだ血小板がかさぶたです。

怪我の直後に消毒をすると、細菌を殺すと同時に、この白血球や血小板も殺してしまいます

絆創膏などを張ると、ガーゼ部分に白血球や血小板が吸着されてしまうため、怪我の治りが遅くなってしまいます

正しい治療法は、傷口を水などで洗い流すだけで良いわけです。

 

このように、中学2年生の理科の分野をしっかり覚えていると、驚くことではない事が分かります。

 

中学で習う理科は、生活に密着している内容が多いので、身の回りのことや、自分自身に置き換えると、より理解しやすいものとなります。

視野を広げて、発想豊かに、理科の学習に取り組みましょう

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熱い日が続いていますが体調を崩したりしていないでしょうか。

水分は多めに取るようにし、熱中症に十分注意してください

 

夏休みに入ると多くの課題が出されるかと思いますが、

自由研究課題に苦労した思いがある方も多いのではないでしょうか。

 

今年は全国的に省エネ・節電が叫ばれていますので、

電気について研究に取り組むのも良いのではないでしょうか

とはいえ、多くの方が省エネ・節電をテーマにすることも考えられますので、

一工夫凝らして周りに差をつけましょう

 

例えば

夏の電力消費量とその他の季節の割合を出した上で、天候によってどう変化しているかを考察してみる。

・天気だけでなく湿度や気温によっての変化を調べてみる。

・お盆など出かけることが多い日はどのようになるのかを調査する。

地域によって差があるのか調べてみる。

・地域差があるのであれば、どのような理由なのか調べてみる。(地理的条件では差はあるのかなど)

家の立っている場所によって違いはあるのか。違いがあれば、どのような理由なのか

 (日光の当たり具合や風通りなどの違いはあるかなど)

 

 

1つのテーマについて複数の分野に渡るように調べることがポイントです。

ぜひ自分独自の研究課題として取り組んでみましょう。

 

 

あくまでも自由研究は子どもの考える力、調べる力を育むことが目的です。

親御さんはヒントを与えすぎないように注意しましょう。

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子どもはいろんなものを欲しがります。

欲しい欲しいと強くねだったものでも、すぐに飽きてしまい、

すぐに別のものに興味をもつ、ということも多いと思います。

 

子どもが勉強に関するものに興味を持ち始めたときは

是非、少し良いものを買ってあげるようにしてください。

 

例えば『地球儀が欲しい』と言われ、それを購入する時は

数百円で買うことのできるおもちゃの延長のようなものではなく

数千円~1万円前後で買うことのできる本格的なモノがオススメです。

 

子どもは親に買ってもらったモノを、他の人に見せて自慢することもあるでしょう。

その時に『良いモノ買ってもらったね』『これはすごいね』と誉めてもらうことで

『自分が選んだモノは、良いモノなんだ!』という自信がつき、

買ってもらったモノに対して、さらに興味を持つようになります。

 

もちろん買ったモノへの興味が継続するように、親が工夫すべきこともあります。

大変なことなのですが、是非実践してみてください。

 

小さいころから『学ぶ楽しさ』を身につけることは非常に重要なことです。

学校の勉強に対しても前向きに取り組む素地が身につきます。

 

多くの人にとって、小学校入学から約10年間は学校の勉強が続きます。

お子さまができるだけ楽しく、できるだけ自信を持って勉強ができるように

トライとしても精一杯サポートしていきたいと考えています。

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気温も上がり、夏が近づいてきたことを実感する日々ですね。

受験生にとっては勝負の夏と言われる、大事な季節が近づいてきました。

 そこで今回は、夏にむけてどのような勉強をしたらよいのか書いてみたいと思います。

テストが終わり、夏休みまでの学習と、夏休みにやる学習を分けて考えましょう。

 

夏休みまでにすること

・教科、単元から自分の不得意なところ、つまずきを見つける

 各教科とも教科書や授業中に取ったノートを中心を参考に、ノートにまとめ直し基本問題を解きましょう。

 

夏休み中にすること

・見つけた不得意なところを克服する

・1、2年の総復習をする。

 

教科別にすること

英語:文法事項をまとめる。

数学:方程式、関数、図形の各分野を系統別に学習する。

 ※1次方程式→連立方程式→2次方程式のように関連分野ごとに学習すること

理科:分野別に対策する。

 ※化学分野、物理分野、生物分野、地学分野

社会:丸暗記ではなく、資料集を見て図や表を駆使しながら学習する。

国語:文法をまとめ直してから、長文読解に取り組む。

 

 

計画の大まかな立て方は、前回書いたテスト対策と同様です。

日々の時間割を作り、必ず毎回チェックすることも忘れずに行いましょう。

夏の学習がうまくいけば、秋以降の受験勉強がスムーズに進められます。

しっかりと準備し、勝負の夏を乗り越えましょう。

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テストの範囲を渡され、テスト勉強を始めている、もしくは始めなければと思っていながら、

「どうやったらいいか分からない」、「どこから手を付けて良いのか分からない」、

という相談を受けることがあります。

 

そこで今回は、私が学生の頃に実践していたテスト勉強方法を紹介したいと思います。

まず、自分の学習机の周りを片付けることから始めましょう。

机の周りをしっかりと勉強に集中できる環境にすることが優先です。

 

次に、テストまでの大まかな時間割(スケジュール)を作ります。

渡されたテスト範囲を確認し、「この日は国語の○○をやろう」など、1日にやる範囲を決めます。

その際に使用するテキストは、授業中に使っているノートや渡されたプリントが一番です。

 

学校の定期テストは模試や実力テストとは違い、授業中に学習した内容からの出題ですし、

教科担当の教師が作成することがほとんどです。

そのため、授業で使用したノートやプリントは最高の参考書となります。

 

ここまで準備ができたら、いよいよ自分自身の理解度を確かめましょう。

ノートやプリント、教科書を見ながら、基本となるところを別ノートにまとめていきます。

それから基本問題を解きます。

答え合わせをして間違えたところは、もう一度確認し直してノートにまとめます。

もちろん間違えた基本問題はできるようになるまで解き直します。

基本問題が間違いなく解けるようになってきたら、応用問題に取り組みます。

ここで注意すべきことは、基本問題がしっかり解けるようになってから、応用問題に取り組むということです。

 

今回紹介した内容は、あくまで1つの方法にすぎません。

自分なりのやり方を見つけることが一番良いのですが、

基本を繰り返すということだけは忘れないようにしてください。

 

トライの教育プランナープロ家庭教師は、様々な学習方法や知識を持っていますので、

皆さまのお悩みや不安に対して、適切なアドバイスをいたします。

是非一度ご相談ください。

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山形県内では高校総体が終わり、今月末には全国高校野球山形県大会の抽選も行われ、

いよいよ夏が近づいてきた実感がわいてきます。

 

高校球児の白球を追う姿や、全力でプレイする姿に対して今年も多くの歓声が上がることでしょう。

 

ところで、最近は高校生でも変化球を自在に操るピッチャーが増えてきました。

ボールの握り方や投げ方で、様々な変化を見せるのですが、

どうして変化球は曲がるのでしょうか

 

この素朴な疑問を数学で説明することができます。

まず、ボールが回転しながら前へ進んでいるところを想像してください。

このときボールのある面は、ボールの進行スピード+回転のスピードがかかり、

またある面は、進行スピード-回転のスピードがかかります。

つまり、ボールの各面で速度差が生じていることになります。

速度に差が生じることで、圧力差が生じることになります。

この圧力の差によってボールは様々な変化をすることになります。

 

これをベルヌーイの定理といいます。

大学数学における微分積分で出てくる内容です。

 

教科書で公式だけを覚えても、「これが何の役に立つの?」と疑問を持ちがちですが、

数学はこのように身近な現象にも関わっています

 

今勉強している数学の分野が、日常のどこで使われているのかを調べてみてください。

皆さんが少しでも数学に興味を持ち、数学を好きになって頂ければ幸いです。

 

 

    

 

写真左:【ダニエル=ベルヌーイ】

写真右:【ボール周辺の空気の流れ】

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1日に寒河江市天童市で、観光サクランボ園がオープンしました。

サクランボと言えば山形」というほど認知度が高く、全国の出荷量の7割を占めています。

市町村別にみると、東根市がサクランボ生産高日本一となっており、

佐藤錦という品種は、開発者である東根市在住の「佐藤栄助氏」に因んでいます

 

また、サクランボの主要生産地を上げるだけでも、東根市寒河江市天童市南陽市

村山市山形市上山市と、山形県内の都市が大半を占めています。

このあたりの情報は、学校の定期テストや高校入試の地理の問題に役立ちますので、ぜひ押さえておきましょう。

 

皆さんご存じのサクランボですが、生産者の間では桜桃(おうとう)と呼ばれているそうです。

 

実は「人間失格」や「走れメロス」で有名な芥川賞作家の太宰治の作品にも「桜桃」という小説があります。

この作品は、太宰が玉川上水で入水自殺を図った直前に書かれています。

遺体が発見されたのが誕生日と同じであったことから、

太宰治の誕生日を桜桃忌と名付け、多くの愛好家が墓参りに訪れる日となっています

 

太宰治の作品は「走れメロス」のように、中学の教科書に登場するような小説から、

人間失格」のように大学生でも読むのに時間がかかるような作品まで多様で、

大学入試や高校入試でも取り上げられる事が多いです

 

1人の作家の作品を追っていくだけで、国語力を段階的に引き上げていくことが出来ます

山形県の公立高校入試理科社会において、文章記述問題が多く出題される傾向にあります

国語の最終問題は毎年作文が出題されます

入試には国語力が試されますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

また、中学生対象の平成22年度全国学力・学習調査では、

山形県の中学生は、読解力は全国平均を上回っているものの文章の展開に即して登場人物の心情を考えることや、

論理の展開をとらえて、内容を理解することが、問題点として指摘されています

 

指摘されている内容は、入試問題を解く上でも重要なポイントとなります

感覚や印象だけで解を導くのではなく、問題部分の手掛かりとなるような文をしっかりと見つけることや、

何度も出てくる言葉に着目するなど、根拠を求めて解を導く国語の基本について、しっかりと意識をすることが必要です。

 

今一度しっかりと再点検をし、国語の基本的な技術を身につけるようにしましょう

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5月28日に山形県最上市瀬見温泉で「弁慶まつり」が開催されました。

弁慶や義経に扮した馬行列や「弁慶どら焼き」の販売などがあり、観光客で賑わいました。

義経の奥方である北の方がお産をしたと伝わる「奥の院」、

弁慶が岩を割って見つけた温泉と言われている「薬研湯(やげんのゆ)」、

義経が子に亀若丸と名付ける際に、弁慶が硯として使ったと言われる「弁慶の硯石」など、

この瀬見温泉には、義経や弁慶ゆかりの伝説が数多く残っています

 

ところで、なぜ最上市の瀬見温泉で「弁慶」なのでしょうか。

室町時代の書物「義経記」によると、源頼朝の追っ手から逃れ岩手県平泉に向かう途中、

文治3年に最上地域を通ったとされています

 

この義経の逃避行ルートとされる地には温泉地が多く、

亀若丸にちなんだ伝説も多く残されているのが特徴でもあります。

悲劇のヒーローであり、また東北にゆかりのある人物でもあることから、様々な伝説が残されたのでしょう。

そこから生まれた言葉が、「判官贔屓(ほうがんびいき)」です。

 

※判官とは官職のことで、義経は、九郎判官義経と呼ばれていました。

悲劇のヒーローである義経を贔屓することから転じて、

弱者や薄幸の者に同情し味方したり、応援したりすることを指すようになりました。

 

「伝説なのだからウソでしょ」「勉強と関係ないから興味ない」など、

敬遠する方もいらっしゃいますが、伝説が生まれる背景には必ず歴史的事実が隠れています

伝説は比較的興味を持ちやすいですから、そこから裏にひそむ歴史を学ぶと面白いかもしれません。

 

歴史を背景とした伝説や言い伝えが元になった熟語は、

今回ご紹介した「判官贔屓(ほうがんびいき)」以外にもたくさんあります。

言葉をただ覚えるよりも、その云われを知ることで理解度は高くなります。

学校の授業などで出てきた熟語の由来を、積極的に調べてみましょう

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