教育プランナーブログ

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2011年9月

山形県高校入試の傾向と対策、今回からは国語の入試問題を見ていきたいと思います。

山形県の国語の出題形式は以下のようになっています。

大問1…文学的文章

大問2…論説文

大問3…古文・漢文

大問4…漢字・文法・詩・俳句など(選択問題)

大問5…作文

 

本日は漢字・語句・文法の出題傾向と対策です。

 

1.出題傾向

山形県では大問4で出題され、

漢字の書き取り(5題程度)と選択問題(文法もしくは詩・俳句)という構成になっています。

 

文法の問題は、短文のなかから敬語や活用形など幅広く問われ、自分で文を作る問題も出題されています。 

2010年度では手紙の書き方(拝啓-敬具など)も問われました。

 

その他、読解問題の小問で漢字の読みや品詞に関して出題されています。

 

2.来年度の予想

出題形式は例年とほぼ変わらないでしょう。

漢字の読み書きは必出です。

文法は敬語に関してよく出題されるようですが、教科書で学習する文法事項はすべて範囲になります。

 

3.対策

教科書内の漢字・語句は必ず覚えることです。

余裕があれば類義語・対義語などにも注意できると良いですね。

 

文法の問題も教科書の内容が理解できていれば十分解けるようになっています。

ただし、文法は覚えるだけではなく、実際に問題を解いて練習しないと身に付きません。

 

この部分は覚えただけ点数になるので、

読解問題などに不安がある人は漢字・語句・文法で失点しないようにしっかり準備をしましょう。

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山形県高校入試問題、社会の傾向と対策の4回目は経済です。

 

1.出題傾向

山形県の入試問題では経済が大問で1題出題されます。

内容は教科書レベルで、基本的な語句・用語の理解と、

会社のしくみや経済の流れが図式化されたものがよく出題されます。

また時事的な内容を問われることあります。

 

【例題】

下線部⑤(企業の社会貢献)について、企業の中には、本業以外にも社会に貢献するために、

さまざまな活動を行っているところがあります。

このような活動の例を、一つ書きなさい。

 

【解答例】

美術館をつくり、芸術に対する支援を行っている。

 

 

学校の授業では習いませんが、私たちの社会生活に関する内容が問われます。

 

 

2.来年度の予想

ここ数年は問題形式や問題量にほぼ変化がありませんから、来年度も大きく変更されることはないでしょう。

時事内容の出題は可能性が高いので、しっかり準備が必要です。

 

3.対策

問われる用語は基本的な内容なので、教科書をしっかり勉強すれば十分得点できます。

ただし、語句の意味・内容を聞かれることが多いので、自分なりにまとめて理解しておく必要があります。

 

経済のしくみ・流れの図式は読み取れるようにしましょう。

穴埋めがよく出題されます。

 

時事的な事柄が聞かれることがあります。

今からでも遅くないので、普段からニュースや新聞で気になる記事をチェックしておく習慣をつけましょう。

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山形県高校入試の傾向と対策、今回は公民のなかの政治の分野についてです。

 

1.出題傾向

山形県の入試問題では、政治は大問で1題出題されます。

内容は基本的なものですが、単に言葉を覚えるだけでなく内容を理解しているかどうかが問われます。

例として2011年度の問題を載せますので、参考にしてください。

 

大問5

問2(3)衆議院の優越が認められているのは、憲法上、衆議院が、

  参議院より国民の意思を反映しやすい仕組みをもっているからです。

  その仕組みの一つに、衆議院議員の任期が4年であり、参議院議員の任期より短いことがあります。

  そのほかにはどのようなことがあるか、書きなさい。

 

(解答)解散があること。

 

山形県の入試問題は、このように内容理解を問われる問題が多い傾向にあります。

 

 

2.来年度の予想

ここ数年で出題形式や量はほぼ変わっていませんので、来年度も同様の出題形式になると予想されます。

出題範囲はあまり絞らずに全範囲において教科書の内容をしっかり理解しておいたほうが安心です。

 

 

3.対策

政治は教科書の内容理解をしっかり行いましょう。

教科書に載っている、国会の図式などは自分でも簡単に書けるぐらいになっていると良いですね。

 

憲法などの穴埋めはよく出題されるので、重要な箇所はしっかりチェックしましょう。

問われる部分はたいてい似通っていますので、問題演習の際に出題された部分をまとめていくのも有効です。

これからはどんどん問題を解いて練習していきましょう。

 

また、ニュースや新聞で気になる記事があったらノートに残しておくと良いです。

実際の出来事と一緒に考えると、しくみが理解しやすいですし、

後々面接で時事問題を聞かれたときに、とっさに役立つ可能性もあるのでぜひ行ってください。

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今回のテーマは地理分野です。

 

1.出題傾向

山形県の入試問題では、

大問1は世界、大問2は日本気候・風土・特色について出題されます。

略地図や表、グラフといった資料が多用され、日本と世界の国々との比較など広い視野にたった内容もみられます。

 

記述は必出で、グラフ・表からの読み取りが頻繁に出題されています。

 

2.来年度の予想

過去5年間で、出題形式はほぼ変わっていません。

来年度も例年通りの出題形式でしょう。

  

グラフや表の読み取り問題、記述問題の出題はほぼ間違いないでしょう。

 

3対策

歴史同様に地理も自分でノートをつくりましょう。

そのノートを繰り返し見返しながら、必要事項をどんどん書き加えていきます。

  

山形県は略地図やグラフ・表の出題が多いので、

ノートにも手書きの簡単な地図や、グラフ・表を書いていきましょう。

必ず手元に地図帳をおいて、位置を確認しながら進めます。

 

問題を解いた後に、必ず解説を見る習慣をつけましょう。

記述対策として、後々使える情報が載っていることが多いです。

 

自分の言葉で説明できる状態を目指しましょう。

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今回から山形県高校入試の社会について傾向と対策を考えていきます。

1回目の今日は歴史分野がテーマです。

 

1.出題傾向

山形県の社会の入試問題は以下のように出題されます。

大問1…地理(世界)

大問2…地理(日本)

大問3…歴史(古代~近世)

大問4…歴史(近現代)

大問5・6…公民

 

大きく2題出題され、大問3では古代~近世までの文化・政治・経済が問われます。

大問4は近現代の日本と世界の関わりを中心に出題されています。

 

史料や年表は頻出で、時代の流れから基本的用語はもちろん、記述も出題されます。

記述では、出来事の背景を問われることが多いようです。

 

2.来年度の予想

過去5年間で出題形式はほぼ変わっていませんので、来年度も大幅に変更されることはないでしょう。

記述は必出ですので、しっかり得点できるように対策が必要です。

 

範囲は幅広く出題されていますので、一点に絞らずに全体の流れを確認しておいた方が安心です。

 

3.対策

山形県の入試問題は記述が多く、出来事の背景を問われるので

単純に言葉を覚えていても解けない可能性があります。

 

記述に不安のある人、なかなか覚えられない人は自分でノートをまとめてみましょう。

関係のある事柄を次々と書き加えて、線で繋いでいきます。

こうすることで物事の原因・理由・結果の流れが理解しやすくなります。

 

山形県の入試では物事の前後関係をどれだけ把握できているかが重要になってくるでしょう。

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山形県高校入試の傾向と対策、英語4回目はリスニングです。

どのように対策をすればよいのか分からず、後回しにしてしまいがちの部分です。

 

1.出題傾向

山形県高校入試では大問1がリスニングの問題です。
 
1)対話を聞いたあとに質問文が読まれ、適した絵や情報を選ぶ問題
2)対話を聞いて、文章の穴を埋めて完成させる問題
3)長めの対話を聞いた後に質問文が読まれ、記号を選ぶ問題
4)英語を聞き取り、書かせる問題。英語の質問に英語で答える問題
 
が出題されます。
 
2011年度は小問数で全体の33問中12問がリスニング問題で、割合はかなり高いといえます。
また、山形県のリスニング問題はバリエーションが豊富なのも特徴です。

 
2.来年度の予想

例年、出題形式は変わっていませんので、来年度も同程度の問題量と難易度で出題されるでしょう。

英文は必ず2回繰り返されます。

英単語は教科書で学習する範囲を大きく逸脱することはないでしょう。

  

3.対策

リスニングが苦手だと思っている人は原因を考えましょう。

・放送文を読んでも何を言っているか分からない

単語力の強化

・放送文を見れば意味が理解できるが、聞いてみると分からない(スピードについていけない)

英語の発音を覚える(放送文のすぐ後について音読練習を繰り返すなど)

  

いざ問題を解く際のポイントは…

・英文は必ず2回繰り返されるので、1回目の放送の時に5W1Hを聞き、メモをとる。

 時制にも注意できればなお良し。

・2回目は質問の答えになる部分を中心に聞き取る。

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山形県高校入試の傾向と対策、本日のテーマは英作文です。

 

1. 出題傾向

山形県の高校入試問題では大問5(選択問題)に自由英作文の形式で出題されます。

求められる文章量も多く、他県と比較しても難易度は高めです。

また、リスニングで質問に対する解答を英作文させる問題が出題されます。

 

〔2011年度入試問題〕

大問5)

あなたのクラスでは、英語の授業で、中学3年間を振り返り、感謝の気持ちを伝えたい人に、

お礼のメッセージ・カードを英語で書くことになりました。あなたなら、だれに、どのようなことを書きたいですか。

次のA、B、Cの中から、メッセージを書きたい相手を一人選び

あとのメッセージ・カードの中に入る英文を書きなさい。

ただし、感謝の気持ちと、相手からしてもらったことや相手との思い出などを含めて、

まとまりのある内容となるように、4文以上の英文を書きなさい。

A)家族のだれか  B)友だちのだれか  C)先生のだれか

 

解答例)A を選んだ場合

You always get up earliest in our family. 

You make our breakfast every day.

We love your wonderful cooking.

Thank you very much.

  

2. 来年度の予想

来年度の出題形式もほぼ変わらないでしょう。

単語・熟語力はもちろん、文章の構成力も問われる内容になるでしょう。

 

3. 対策

上の問題を見ただけで、英作文を諦めてしまった人はいませんか?

確かに難しく感じるかもしれません。

でも問題文にあるように内容にまとまりをもたせること。

これが出来ていれば、英文は簡単なもので構いません。

無理に一文の中にいろんな要素を詰め込もうとせず、一文一文をきっちり書くようにしましょう。

 

もちろん、語彙力はあるにこしたことはありません。

題材だけ与えられて解答しなければいけないので、本番で緊張しないように普段から練習しましょう。

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山形県高校入試の傾向と対策、今回は会話文・長文読解についてです。

 

1. 出題傾向

山形県高校入試の英語は、大問4…会話文、大問5…長文となります。

大問4はグラフや図が載せてあり、それについて会話が展開されるという特徴があります。

大問5は長文読解で、例年身近な内容の英文が出題されています。

 

ちなみに2011年度は、

問4…チョコレート年間消費量を示したデータと、カカオを生産している地域と国を示したデータが表で載せてあり、

それについて会話が進みます。

 

問5…インドネシアから農業研修で来日している女性と、ホームステイ先の中学生の女の子が

食や農業について語り合っている様子を描いた英文が出題されました。

(おいしい山形のシンボルマーク「ペロリン」も出てきました。)

 

山形県は文法事項よりもほぼ読解がメインです。

特に会話文は、図・表を英文に沿って読んでいかなければいけません。

 

2. 来年度の予想

来年度も会話文では、表・グラフを載せた問題が出題される可能性が高いです。

会話文・長文は例年通り、内容把握が中心の問題になるでしょう。

 

3. 対策

英文が長めなので、時間配分を考えながら解いていかなければなりません。

最初に設問を確認してから、英文を読み始めましょう。

最初に問われることを知っていれば、文章を読みながら

解答になりそうな部分にチェックをしていけば良いわけです。

 

会話文には図やグラフが出てきますが、あせらず文章を読んでいきましょう。

ここでも、設問を先に読んでおくこと、チェックすることが大切です。

 

長文は慣れが必要なので、まずは過去問を中心に読解問題の練習を必ずしましょう。

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山形県高校入試の傾向と対策、本日から英語の入試問題についてみていきます。

まず1回目は単語・文法です。

 

1.   出題傾向

単語は教科書に出てくる単語が基本となります。

中学で習わない単語は注釈が載っている場合があります。

 

文法そのものを問われる問題は大問3で、穴埋めや並び替えで出題されます。

 

いずれにしても、単語・文法は英文を読むために必要なものですから、

リスニングをはじめ、どの問題にも関わってきます。

 

2.   来年度の予想

大問1…リスニング

大問2…対話文の穴埋め、正しい受け答えを選ぶ問題、整序問題

大問3・4…会話文・長文読解

大問5…〈選択問題〉英作文

 

過去5年で形式はほぼ変わっていませんから、今年度も同様の形式で出題されるでしょう。

 

3.   対策

まずは中1~中3の教科書に出てくる単語・熟語は最低限覚えましょう。

動詞はもちろん変化も覚えること。巻末にある動詞の一覧表を参考にすると良いでしょう。

 

文法は中1~中2で学習した内容を一度確認しましょう。

特に2年生では助動詞や比較、受動態など重要な文法を学習していますから、

復習しておく必要があります。

 

3年生では現在完了を学習していますが、同じく重要な表現ですのでしっかり学習しましょう。

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今回は地学分野がテーマです。

 

1. 出題傾向

山形県の入試問題を過去5年間をみると、出題頻度が高い分野は順に天体天気、その他の単元となっています。

大問がまるごと単元ごとの出題になっています。

地学以外の分野にも言えることですが、小問の設問数が多く、基礎から応用まで幅広く問われ、記述も頻出です。

考察させる内容のため難易度は高めです。

 

ちなみに2010年度は問2が地層、問3が天体でした。

問2では深成岩のつくりに見られる特徴について記述の問題が出題されました。

問3は模型を用いて天体の見かけの動きについて実験しました。

普段見慣れない模型なので仕組みを理解するのに時間がかかった人も多かったことでしょう。

 

 

2. 来年度の予想

過去5年で全体の設問数に変化がありますが、地学は2題ずつ出題されています。

今年度も2題出題されると考えていた方が無難でしょう。

これまで天体の出題頻度が最も高いですが、昨今は気候や地震に関心が寄せられているため、

これらの単元が出題される可能性も高いです。

   

単元が少ない分、問われることは細かくなります。

出題範囲を絞らないでまんべんなく学習しましょう。

  

3. 対策

天体は星の見え方や、見える時間などが問われます。

半球の図や模型を用いた問題をよく練習して慣れておく必要があります。

 

天気は天気図の読み方天気図記号を覚えましょう。

また、記述で説明を求める問題がありますので、

例えばどのような状況で雨が降り、それはなぜなのか?を自分の言葉で説明できるようにしましょう。

  

火山・地層は知識が問われます。教科書の内容を覚えれば対応できるでしょう。

  

地震は、振動の伝わる速さ到達時間を計算で求めることがあります。

問題のパターンは多く、速さの求め方、比例のグラフが読めれば得点しやすい部分です。

ぜひ練習しておきましょう。

  

山形県は入試問題が設問数も多く、考えさせる問題が多いので時間配分が大切になってきます。

過去問で必ず練習しましょう。

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