2012年11月30日
山口県 中学入試攻略法 ~山口大学附属山口中学校編~
今回は「山口大学附属山口中学校」の入試攻略法をご案内いたします。
【入試内容】
定員140名
第一次選抜:学力検査(国語、算数、理科、社会)
※今年から理科・社会を別で試験を行います。昨年までは「理社総合」試験でした。
第二次選抜:抽選(入試倍率は非公開)
【国語】出題傾向と対策
文章題は、長文読解(物語文、説明文)、暗記部分に分かれています。
説明文は、作者の結論に対して問われる事が多いため、自身の考えでなく、
客観的な事実のみを記述する練習をしましょう。
練習として、新聞の社説、テストの長文を読みその要約を(口頭でも)両親や家庭教師の先生へ
伝える、という方法も効果的です。
物語文は、心情を読み取る力が必要ですが、正解は必ず問題文中にあるため、
会話文や心情文の主語が誰なのかを捉える練習をしていきましょう。
慣用句や漢字は国語学習のうち、確実に得点ができる内容ですので、
暗記量が増えるほどに合格に近づくと考え、着実に暗記しましょう。
【算数】出題傾向と対策
いわゆる難問と言われる発展問題は少なく標準的な問題が多いです。
問題数が多く、文章題に時間を取られていると完答することも難しくなる。
したがって、時間がかかりそうな問題、自身が解けない問題を先に判断することも重要です。
合否を分けるものは、序盤の計算問題や一行問題、図形問題です。
学習時間あたりの問題数をなるべく多く取り、分からない問題は分からないと即判断する
練習が必要です。
また、計算間違いは致命的になりかねないので、自信がある単元こそ何度も繰り返し練習し、
その単元で満点を狙えるようにすること。
【理科】出題傾向と対策
4分野【物理、化学、生物、地学】からすべて出題されます。
小学校教科書レベルの基礎的な問題が多いものの、
分野が多岐にわたっているため、なるべく多く問題を解いておくことが重要。
また、実験での操作方法、器具の扱い等を問われたり、作図や記述での説明も出題される
ため、単に暗記するだけでなく、「なぜそうなるのか」を一つ一つ確認しながら
学習していく必要があります。
【社会】出題傾向と対策
社会は暗記必須科目のため、取りかかりが遅くなってしまいがちですが、
覚えた量=得点になるという基本を忘れず、早めの対策を打ちましょう。
教科書レベル+アルファ程度の標準問題がメインではあるものの、
記述の問題が多く出される傾向にあり、丸暗記だけでは得点しづらい。
地理分野であれば、提示されている資料からの分析、読み取り能力、
歴史分野であれば、年表だけでなく人物の相関や出来事などのつながりを
押さえていることが大切です。
現在トライでは、「プロの逆転合格コース」をご準備しております。
附属入試直前で不安な方は、是非ともご相談ください。