2014年1月30日
山口県 変えぬ勇気と変える勇気
みなさん、こんにちは。
センター試験も終わり、私立高校の受験も日に日に近づいてきています。
毎年、この時期になると、思い返す生徒さんがいます。
今回は、数年前の【センター試験後】の体験談をまとめてみます。
【夢をあきらめるな】
我々は教育プランナーでありますので、上記の発言は多くの場面で発しています。
【夢】とは、なんなのか。
もちろん志望校合格でもあります。
ただ、現実を突き付けられたとき【本当の夢(職業など)】にこだわる場合もあります。
数年前、センター試験後にある2つの相談がありました。
1人はAさん、もう一人はJ君
Aさんは、センター試験で志望校のボーダー線上で、志望校を変えるべきかの相談。
J君は、センター試験で悔しい結果になり、今後どのようにしたらいいかの相談でした。
Aさんは、内気なお子さんで、センター試験後の学校の面談で、志望校変更を強く勧められ、迷いの境地にいました。
一方、J君は、自信家で、二次試験で挽回してやると、意気込んでいました。
二人にアドバイスしたのは
Aさんは、第一志望校を受験するといい。
J君には、第二志望を受けてください。
二人とも、このアドバイスを聞いて困惑していました。ただし、根拠はあったのです。
Aさんは二次試験が得意な英語のみ。2次試験の比重も大きいので、十分に挽回が可能です。
一方、
J君はセンター試験の比重が大きく、二次試験も数学のみで200点満点。挽回は困難です。
ただし、J君の将来の夢は【数学の教員】。
第二志望の大学は研究施設が豊富なので、十分【夢】はかなえられると判断、説得しました。
合格発表の日。二人から朗報が入りました。
あの判断が、【絶対】ではないとも思っています。
ただ、J君は今、教員を目指して、猛勉強中。
Aさんも大学で有意義なキャンパスライフを送っています。
二人には【変えぬ勇気】と【変える勇気】を持ってもらえたように感じます。
【夢の実現】のために、2人の勇気には今でも敬服しています。