2014年3月14日
山口県 高校受験お疲れさまでした!
山口県の公立高校入試が終了しました。
受験生の皆さんは本当にお疲れさまでした!
そして同時に、来年度の受験までもう一年を切りました。
主要3科目数学英語国語に関して、今回の内容を分析してみましたので、
来年度受験生は参考にしてみてください。
【数学】
大問数は例年通り10題。ただ小問数が少し減り、1問の配点が高くなった。
大問1、2は『文字式』『式の値』『方程式』『図形の角度、体積』等の基本計算が出題された。
例年必ず出題される『関数』『証明』に関しては、スタンダードな出題のされ方だったが、
『作図』『確率』などの設問では、文章読解や持っている知識の何を使うか、が試される形式だった。
ポイント① 基礎計算で確実に点数を稼ぐこと
ポイント② 自分が得た解法をどのように使うのかパターンを知っておくこと
【英語】
大問は5題。内容はリスニング、対話文、資料を用いた問題、長文読解、英作文で構成。
長文読解は、難しい熟語には注釈があり、難易度は高くない。
脱語脱文補充や本文に合致した文を選択する問いなど、
文章内容を正確に理解しているかを確認する問題が多い。
同時に、英語もしくは日本語で文章を書かせる問題は、英作文の大問以外でも出題されるので注意。
ポイント① 必要単語の習得時には、きちんと書けるようにしておくこと
ポイント② 英文を正確に読み解き、何がかかれているのか言葉でまとめる練習をしておくこと
【国語】
小説文、論説文、古文、漢文、作文の5題構成。
小説、論説文では、漢字の読み取り・書き取り、漢字の画数、慣用句、対義語、指示語のさす内容等が
出題された。また、登場人物の心情理解、筆者の考え等を読み取る設問が多く出題されている。
漢文古文は、内容自体は短く設問数も少ない。
その中でも仮名遣いや返り点は出題されており、基本に忠実な学習が必要。
作文は、テーマに沿って自分の体験をもとに200字前後で行うものだった。
時間がたりなくて途中で終わってしまったら点数はない。
書き方のミスで減点される可能性が高いので、原稿用紙の書き方は必ずマスターしておく必要がある。
ポイント① 現代文は、人物の心情や筆者の考え等の読み取りを丁寧に行うこと
ポイント② 古典は、基本知識を確実に得ておくこと
ポイント③ 時間の配分を計算して解く練習をしておくこと
来年度の受験生は、今回の問題を自分で解いてみて、自分なりに傾向を分析してみましょう。