教育プランナーブログ

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皆さんこんにちは。

今回のテーマは「予習・復習をしよう」です。

みなさんは普段から予習や復習をしっかりしていますか?

予習復習はとても大事なことで、するかしないかで記憶の定着が全く変わります。

学校の先生が宿題を出すのも、この「復習」のためなのです。

では予習・復習の重要性についてお話しします。

まずは予習についてです。

授業の前に予習をすることは、意味がないと思っている方もいると思います。

実際、まだ習っていない単元を自分で勉強するわけですから、効率が悪い気がします。

しかし、予習を行えば、何がわからないのかを意識しながら授業を聞くことができます

予習範囲が全く分からないならそれでかまいません。

一部分の問題の解き方がわからないなら、その説明をより注意して聞くことができますし、

他のわかっている部分は復習になります。

予習を行うことは、記憶への定着を考えれば、むしろ効率が良いと言えるのです。

しかし、実際復習と予習に時間が割けないという人もいると思います。

そんな人は10分くらいで構わないので、次の授業ではどんなことをするのかを確認しておきましょう。

内容に深く触れなくてもいいので、こういう問題が出るのか、こういった内容をするのか、といったように、

全体を見ておおざっぱに把握しておくだけでも十分です。

次に、復習についてです。

みなさんは「エビングハウスの忘却曲線」をご存知ですか?

知っている方も多いと思いますが、簡単にご紹介します。

ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが発表したもので、

人がどれくらいの時間まで記憶を保っているのかをグラフに表したものです。

この研究では、人は1時間経つと半分以上の記憶を失っており、1ヵ月後には20%しか残っていないというのです。

この研究では無意味な音節を記憶しているため、意味のある内容であれば多少なりとも結果は変わるでしょう。

しかし、それは自分が意味があると思っていなければこれだけ忘れてしまうということです。

この研究の結果からわかることは、人は学んだ直後から物忘れは始まり、最初は急激に忘れ、次第に少しずつ忘れていくため、

復習のベストなタイミングは「その日の内」なのです。

その日に習ったことを、その日のうちに復習する。

一度習った内容ですから、復習は簡単になっているはずです。

そして、さらに1週間以内にもう一度復習をする

さらに一ヵ月以内にもう一度復習をする

5~10分の復習でかまいません。

復習をすることで、記憶を100%の状態に戻すことが大切で、復習を重ねるたびに記憶は定着していくのです

このようにしっかりと予習・復習をすることで、

例えばテスト前に忘れていて慌てて学習し直すこともありません。

予習・復習を必ず取り入れて、コツコツ記憶を積み重ねていきましょう。

予習・復習の重要性に気付いていただけたでしょうか。

今日から予習・復習に取り組んでいただければと思います。

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