2018年10月12日
中学受験情報③~山口県立の中学校編~
みなさんこんにちは。
今回は山口県の中学受験情報についてお伝えします。
山口県立の中学校である、「高森みどり中学校」と「下関中等教育学校」についてです。
入試日:平成31年1月19日
定員:(高森みどり中学校)40名、(下関中等教育学校)105名
選抜方法:①調査書 ②面接 ③記述式の課題
入試問題の特徴として、国語と社会、数学と理科の複合問題となっている点です。
多くの学校では4教科が分かれているところが多いですが、山口県立の中学校の問題は複合問題なので注意しましょう。
それぞれ45分ずつとなっており、記述式の問題なので、しっかりと対策しておきましょう。
過去数年分の問題があり、傾向に合わせた対策をすることができます。
山口県の教育委員会のホームページに過去問が掲載されているので、必ず解いてください。
山口県教育委員会HPはこちら
複合問題のため、理科の問題と数学の問題が1つの大問に対し複数出題されます。
この形式に慣れておくことは大切ですが、受験勉強の方法は大きく変える必要はありません。
過去問の傾向を踏まえて、科目ごとに対策することが望ましいでしょう。
国語は、文中から抜き出す問題から、文中の内容を踏まえ作文を書く問題なども見られます。
文章を読み、内容を理解する力と、問題文を踏まえ、自分で文章を記述する力が求められます。
また先ほども述べたとおり、作文の問題も毎年出題されているため、自分の意見を文章にする練習は必須です。
社会は、図表やデータを用いた問題が必ず出題されています。
図表やデータを読み取る力を鍛えることはもちろん、国や地域についてもしっかりと学習しておきましょう。
例えば特産品や、地域の特徴などをおさえていれば、問題も解きやすいはずです。
また、昨年は地図から都道府県名を答える問題も出題されました。
都道府県名を答える問題は、よく見られるため、場所を含めしっかりと暗記しておきましょう。
グラフから増加率の比較や、割合の計算などを求められ問題も見られるので、最低限の計算や考え方は身に着けておきましょう。
毎年地理分野からの出題が多いため、しっかりと対策をしておく必要があります。
数学は、面積や長さなどを求める問題が多く見られます。
計算自体は複雑なものはなく、思考力を求められる問題がほとんどです。
計算力を身に着けることは最低条件ですが、それ以上にどのように問題を解くのかを見極める力が求められます。
文章を読んで内容を理解し、解法を思いつくようにあらゆる問題に触れておきましょう。
数学は演習が大切です。
過去問や問題集を使って、できる限り演習に力を入れて学習を進めましょう。
理科は、どの単元からも出題される可能性があります。
実験器具の使い方や実験の方法などの細かいところまで学習しておく必要があります。
また歯車の回る方向などを答える問題も近年見られ、想像力があれば答えることのできる問題も見られます。
普段の勉強から、暗記ではなく、なぜそうなるのかを理解するよう意識し、思考力を養うことが大切です。
どの科目にも共通して言えるのは、小学校で学ぶ範囲をまずは完璧にしておくことが大切ということです。
中学校受験特有の特殊な問題が出題されるというよりは、
学校で学ぶ範囲の問題、その応用問題が多く見られます。
まずは今までに習った範囲に抜け漏れがないかを確認し、復習をしておきましょう。
受験本番まで残り約2~3ヶ月となりました。
限られた時間ですが、今から得点を伸ばすことも十分に可能です。
効率よく、着実に学習を進めましょう。
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