2018年11月17日
定期テスト対策②~定期テスト後の「見直し」が重要!~
みなさんこんにちは。
木々の葉も色づき、秋、そして冬の訪れを感じます。
これから寒さも一段と増していくので、風邪や寒さ対策をしっかり行いましょう。
11月末ごろから多くの学校で定期テストがあります。
テスト勉強は既に始めていますか?
出来るだけ早くから、計画的に学習を進めていきましょう。
今回は、テスト返却後の「見直し」の重要性についてお伝えします。
みなさんは定期テストや模試などの後に、きちんと見直し・復習を行っていますか?
実はテスト後の見直しが、学習を進める上で非常に重要な役割を担っています。
みなさんは「エビングハウスの忘却曲線」をご存知ですか?
ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが行った研究で、
無意味な音節を、時間経過とともにどれだけ記憶しているかを数値化したものです。
この研究結果によると、人間は記憶した直後から物忘れは始まり、最初の1日が急激に忘れ、
その後緩やかに忘れていくようにできています。
また、この実験は意味のない音節で行われており、普段の学習にまるまる当てはまるというわけではありません。
重要と感じるものや意味のあると感じたものは覚えやすく、そうでないものはすぐに忘れてしまうというわけです。
しかし、24時間以内に復習を行えば記憶が戻り、さらに1週間以内に復習を行えば再度記憶が回復します。
つまり、一夜漬けのように一度にまとめて復習するよりも、回数を分けて復習したほうが学習効率が良いと言えます。
では、定期テストの見直しに置き換えて考えてみましょう。
テストで間違えてしまうということは、きちんと理解・記憶できていないということです。
そこですぐに見直し・復習を行うことで、勉強した内容を思い出すことができます。
こうして何度も復習することで、学習内容は定着します。
テストで解けた問題のほとんどはきちんと理解しているはずなので、簡単に復習する程度で大丈夫です。
正解した問題の中でも、きちんと理解できているか怪しい問題については、時間を取って復習をしてください。
間違えた問題に関しては、理解できていたのであればしっかり復習を行い、
もしきちんと理解できていなかったのであれば、教科書を見たり先生に質問して、勉強しなおしておきましょう。
そして、見直し・復習が終わった後に、「解き直し」をしてみましょう。
きちんと見直しできていれば、満点が取れるはずです。
もしまた間違えるようであれば再度復習が必要です。
テスト後はこのようにしっかり復習して、学習した内容を思い出すことで、
受験まで使える知識として定着させることが可能です。
授業・宿題・テスト勉強・テスト・見直しといったように、何度も復習をする機会を作ることで、学習内容が定着します。
期末テスト返却後は、必ず「見直し・解き直し」を行いましょう。
トライでは、生徒さま一人ひとりの学習状況や目標に合わせて、完全オーダーメイドのカリキュラムを作成します。
そして、指導経験豊富な教師や専門科目に特化した教師の、わかりやすく丁寧な指導で、
効率よく学習を進めることが可能です。
「一人では計画的に学習することができない」「勉強の仕方がわからない」
といったお悩みをお持ちの方は、是非一度トライへご相談ください。
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