教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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みなさんこんにちは。


12月に入り、2018年も残すところ1ヶ月を切りました。

2018年をいい形で締めくくることが出来るように、最後まで気を抜かずに学校生活・勉強ともに充実させてください。


さて、2学期末テストが終わった学校が多い頃かと思います。

テストが終わってホッと一息、既に気が抜けている方をよく見受けます。

みなさんは、テスト返却後に「見直し」を行っていますか?

テストを解いて、点数を見て一喜一憂して終わり、では知識は定着しません。

今回は、「見直し」の重要性と方法についてお話します。


まず、何のために見直しをするのか。

見直しは勉強した範囲の復習であり、知識の定着に必要不可欠なものです。

そもそも、人は学んだ瞬間からすでに忘れ始めているものです。

例えば歴史の年号の語呂合わせのような、意図的に覚えようとする内容でないものや、

自分が必要ないと認識したものは猛スピードで忘れていきます。

それを防ぎ、定着へつなげる役割を担うのが「復習」です。

復習を正しいタイミングで行うことで、1番最初に学んだ状態まで戻すことが出来ます。

つまり、復習は「回数」が非常に重要だということです。


これは日頃の勉強にも当てはまります。

なぜ学校で毎日宿題が出されているか。

それは復習の機会を作るためです。

学んだその日のうちと、1週間後の最低2回は復習の機会を設けましょう。

この復習の繰り返しが、知識の定着に繋がります。


テスト勉強をしっかりしても、必ず間違いはあるものです。

その間違った問題を放置していると、誤った理解をしていたり、理解できていない箇所を残したまま学習を進めることになります。

テスト後に見直しを行うことで、理解を深め、知識を定着させることができるでしょう。


次に、見直しの方法についてです。

テスト勉強と同様に、見直しの方法も自分に合ったものを試行錯誤して探すことがベストです。

一例をご紹介するので、参考にしながら自分のやり方で見直しをしてみましょう。


(正解した問題)

正解した問題について、理解が十分であれば時間をかける必要はありません。

さらっと教科書を見直す程度で十分です。


(正解したが理解が不十分な問題)

正解していたが、説明することができなかったり、自分の中で腑に落ちない箇所などあれば、必ず復習しましょう。

教科書を見て理解を深め、ワークなどの問題集で演習を行いましょう。


(理解していたが間違っていた問題)

理解できていたはずなのに間違った問題は、なぜ間違えたのかを明確にしましょう。

ケアレスミスなのか、使える知識になっていなかったのか、原因は様々です。

最も多いのは使える知識になっていなかったパターンです。

教科書を読んでわかった気になっていたけれど、問題を解くと解けないケースは少なくありません。

そういった場合は、演習不足が主な原因です。

理解した上で、たくさんの問題を解いて、問題を解く力を鍛えましょう。


(全くわからず間違えた問題)

これについては、単純に勉強不足です。

テスト前に十分勉強できていなかった分、テスト返却後に時間を多くとって、必ず理解できるまで学習しましょう。

こういった問題を放置していると、今後の学習、さらに言えば受験に大きく影響してしまいます。

教科書をしっかり読み直し、先生や友達に質問したりして、まずは内容を理解することが大切です。

そして、演習までしっかりすることで、問題を解く力を養うことが出来ます。

定期テストで発見できた、理解できていないところや自分の苦手単元は、

定期テスト後の見直しや冬休みを使ってなくしておきましょう。


今回は見直しの重要性、方法について説明させていただきました。

今回の2学期末テスト返却後は、計画的に見直しを行いましょう!


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