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10月になり、寒さも感じられる季節になりました。
センター試験の出願・推薦入試の出願が始まる時期です。

受験生の皆さんは、より一層「受験」への意識が高まってきたと思います。
その予行演習ともいえる「模擬試験」の回数も残りわずか
本番に近い環境でテストを受ける機会を大切にしなければなりません。

そこで、今回は、
「模試の復習はどう行うのが効果的なのか?」
というお悩みに答えていきたいと思います。
高1,2生もこれから模試を受ける際の参考にしてください。

模試を受けてからやるべきことは、徹底した復習です。
しかし解答が返ってきてから、復習を始めるにあたり、
確認しなければいけないポイントを3つ紹介します。

■ポイント1 
減点されていないか
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医学部受験は1点の差を争う受験です。
したがって「解答の書き方」にも注意を払わなければなりません。
いかに「減点されない答案」を作れるかが鍵となります。
 
たとえば、数学の「減点されない答案」なら…
 ・解答の方針が、式だけでなく文章で書かれている
 ・グラフに座標や座標軸が明記されている
 ・「等号成立条件」「境界含む」など、等号を厳密に扱っている
 ・必要な文字条件(a>0など)が明示されている

たとえば、英語の「減点されない答案」なら…

 ・副詞・形容詞にいたるまで、訳し漏れなく和訳文ができている
 ・名詞構文・it-to構文など、構文ごとに和訳のパターンを身につけられている
 ・説明・要約問題などについて、書くべきポイントが何点あるかを明示した解答が書けている

たとえば、理科の「減点されない答案」なら…

 ・有効数字を意識できている(化学において、最重要とも言える考え方です)
 ・単位を逐一確認している

などなど。

同じタイプの「減点」を二度と食らわないようにしましょうね。

■ポイント2 
学習した単元は得点できているか
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勉強した単元が「得点できていない」となれば早急に対策が必要です。
得点できなかった原因は「問題の難易度が高かった」以外に、
学習のやり方・進め方が良くなかったということも考えられます。

ここで、トライ式医学部コースが推奨する勉強方法を挙げていきます。
 ① 同じ問題を確実にできるまで、繰り返し解く
 ② 1問を解くのにどれくらいかかるか、時間を計って解く
 ③ 情報整理のために、あらためて授業・教科書を利用する

では、どの方法をとるのが一番効果的なのでしょうか。

①は、問題の途中まではできるのに完答できなかった場合に有効です。
その問題から学んだことを、「ポイント」として整理しておきましょう。

②は、改めてゆっくり解いて見たときはできたという場合に有効です。
時間に追われて解くことに慣れておかなければいけません。

③は、「解説を読んでもよくわからない」「答えを読んだらよくわかるのに、なぜ間違えたのかわからない」という場合に有効です。
模試は、これまでの勉強方法が間違っていないかどうかを確かめるためのものです。
どう直したらいいのかわからない場合は、先生の力を借りましょう。

■ポイント3 
全体の得点分布図の中でどの位置にいるか
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「偏差値」「志望校判定」は重要な尺度ですが、
10月・11月はどの受験生も理科を大幅に伸ばしていきますので、
この先どうなるかはわかりません。
模試で判断してほしいのは、
「これからどれだけ頑張らなければいけないか」です。
全体から遅れを取っていたら、ほかの人の3倍は頑張らないといけませんし、
志望校を下げることも作戦です。
「合格」を勝ち取るための方策を、いろいろな角度から考えてみましょう。
自分が得意にしていきたい科目も決まっていくかもしれませんね。

以上、模試をうまく使えそうでしょうか?
模試を生かすも殺すも、自分次第です。
せっかく受けたテストを無駄にしないように、
今後の学習指針を修正するための材料にしていきましょうね。

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