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2011年10月

岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は国語の文章読解についてです。

 

長文問題は、論理的な文章と文学的な文章が各1題出題されています。
内容把握、心情把握、理由説明などの他、品詞や動詞の活用、漢字に関する問いなどの

国語の知識に関する問題も出題されます。
小問数も少なく、さほど難解な問題はありませんが、
本文を踏まえて20~65字程度でまとめる記述式の問題が出題されるので注意が必要です。
また、品詞や漢字などの国語の知識に関する問題も出題されるので、広く問題にあたっておくことが必要でしょう。

 

私たちが文章を読み間違えるときは、次の5つのいずれかが原因になっていることが多いです。
①読み取りがきちんとできておらず、「わかったつもり」になっている。
②他の文や段落とのつながりが読みとれていない。
③答えに自分の思い込みが入ってしまっている。
④文章をきちんと読まないために、早とちりが多い。
⑤読むのが遅いため、時間がかかり過ぎている。
 

①~⑤の中でどの項目が一番大きな要因になっているかを自分で考えたとき、
それが自分のクセだと気づくことが出来れば、読解力を上げる事ができるでしょう。

 

説明的文章を解くうえで一番重要なのは、筆者が伝えたい考え(結論・主張)を正確に読みとることです。
作者の考えがわかれば良いので、原則として自分の考えに基づいた解答をするのは良くありません。
説明的文章の答えは、すべて本文中にあります。
特に、設問の傍線部分の前後5行にあることが多いです。
記号選択問題は、選択肢と本文の内容を一語一語緻密に比べて解いていきましょう。 
説明的文章には、難しい言葉がたくさん使われているので、辞書を引いて言葉の知識を増やしていきましょう。
 

文学的文章の問題を解くうえで一番重要なのは、作者が伝えたい感動(主題)を正確に読みとることです。
登場人物の心の動きがわかれば良いので、自分の感情にもとづいた解答をしないよう気をつけましょう。
文学的文章の答えは、本文中には無いことが多いです。
人物や情景の描写を手掛かりに、登場人物の心情を考えてみましょう。
文学的文章のテーマは「友情」や「家族愛」を扱ったものや、少年少女たちの「成長」を軸とするストーリが多いです。
 

長文読解を解くポイントは以下の6つです。
 これらのポイントを使って、大切だと思うところには線を引いたりすると良いでしょう。
①接続語があれば、その前後の内容のつながりに注意しましょう。
②指示語があれば、それが何を指しているのかに注意しましょう。
③文章全体を見渡して、どの段落にどんな内容が配置されているのかを理解しましょう。
④何度も出てくる言葉に注意しましょう。
⑤登場人物の性格を読み取るようにしましょう。
⑥情景描写のときに使われる表現技法を理解しておきましょう。

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