2020年4月24日
日本の文学(読書)に触れてみよう①
岐阜県の皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライ岐阜本部です。
岐阜県内では、オンライン授業の活用や、各学校から課題が配布され、皆さんはお家で学習を頑張ってくれていると思います。
今回は勉強から少し離れて「読書」についてお話したいと思います。
もちろん勉強することも大事ですが、たまには息抜きすることも大切なことです。
皆さんに岐阜校から「読書のススメ」をしたいと思います!
昨日、4月23日は「子ども読書の日」だったそうです。
文部科学省も【専用サイト】を設け、読書を応援しています。
普段はなかなか読むためのまとまった時間が取れないと思いますが、こんな時だからこそ、文学に触れてみるのもいい機会ではないでしょうか。
最近では、「青空文庫」に代表されるように、スマホやタブレットでも無料で文章を読むことができます。
青空文庫とは、著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品のテキストを公開しているインターネット上の電子図書館です。
「桃太郎」など、皆さんがよく知っているおとぎ話から、夏目漱石や芥川龍之介といった日本の文豪の作品を閲覧することができます。
「小学生向け」と「中高生向け」2回にわけて紹介したいと思います。今回は「小学生向け」です。
〇幸福な王子
作者:オスカー・ワイルド
概要:自我を持った王子像が、あちこちを飛び回って様々な話をしてくれるツバメと共に、人々のために自分の持っている宝石や自分の体を覆っている金箔を分け与えていくという自己犠牲の物語です。
最後は、皮肉と哀愁を感じさせる物語となっています。
〇動物物語 狼の王ロボ(狼王ロボ)
作者:アーネスト・トムソン・シートン
概要:シートンへ「牧場の牛が狼に襲われて困っている。助けて欲しい」という旨の内容が記された手紙が届く。
この報せを受けたシートンはカランポーへ向かい、現地で次々と家畜を襲っていた狼の群れを追う。
その群れを束ねる古狼「ロボ」を巡る逸話を基に創作したのが本作品「狼王ロボ」である。
〇赤とんぼ
作者:新美南吉
概要:『手袋を買いに』で有名な新美南吉の作品。
赤とんぼ目線で、女の子との交流を描いた昔懐かしい思いを起こさせる作品です。
今回は海外と日本から3作品を紹介しましたが、青空文庫では他にもたくさんの作品を読むことができます。
また、現在、日本の声優さんによる物語の読み聞かせの動きも広がっています。
Twitterで「#せいゆうろうどくかい」「#せいゆうろうどくかい図書館」を検索してみてください。
ひとりで読むのとはまた違った発見があるかもしれません。
文部科学省では「子供の読書キャンペーン~きみの一冊をさがそう~」を実施しており、有名な作家やタレントがおすすめの本を紹介しています。
ぜひ、こちらも見てみましょう【キャンペーンサイトはこちら】。