教育プランナーブログ

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岐阜県の皆さん、こんにちは。

家庭教師のトライ岐阜本部です。


今回は「成績(内申点/評定)」についてお話をしようと思います。


昨日から羽島市では分散登校がスタートしたり、岐阜市やその他の地域でも登校日が設定されたりと、徐々に日常を取り戻しつつあります。

そんな新年度のスタートとして、「成績」についてのお話をします。

成績は自分自身の頑張りの度合いが現れたり、進路決定に大きくかかわるものになります。ぜひ大切にしていきましょう。


〇「成績(内申点/評定)」とは?

成績といっても、模試の成績や定期テストの成績、部活動の成績など、たくさんのものがあります。

その中でも「内申点/評定」が肝心になってきます。

「内申点/評定」は、今通っている学校での成績のことを指します。

では、学校での成績はどのようにつけられているのでしょうか。


「テストで頑張って高得点取れば、成績が絶対高くなる!」ということでは、多くの場合はなさそうです。

→学校によって評価の基準(仕方)は違います!

また、テストの点数だけで判断する先生は少ないように思います。

私が見てきたなかでは、テストの点数が占める割合は50%~60%、提出物の提出状況や授業の参加態度などで残りの40%~50%という構成が多いような気がします。


①テストの点数

これはわかりやすいと思いますが、定期試験(中間/期末テスト)の出来で左右されてきます。

テストの結果はテスト期間の取り組みの様子だけではなく、普段の授業での学習状況が現れるものです。

テストの点数だけではない、と言いましたが、一番皆さんが数字として見やすいものになります。

高得点を目指して頑張っていきましょう!


②その他の評価項目

テストの点数のほかで約半分の評価がされています。


・提出物の提出状況

→ノート提出やテスト期間のワーク提出、随時出される課題の提出状況や出来が判断されます。

提出物を出すことはクセにして、期限に遅れないようにしておこう!


・授業態度(挙手の様子、仲間との交流の様子など)

→日常の大半を占める授業が、評価の対象にならないなんてことはありません。

どの科目にも大体「意欲・関心・態度」という評価の観点があります。

“学習に取り組もうとする姿勢”が見られています。

苦手な教科であっても、質問して分かろうと努力する姿など、先生は見てくれていますから、苦手な教科でも全力で取り組もう!


・毎週の小テストなど学習記録

→定期考査だけでなく、日々の学習状況がわかる小テストも評価の対象としてよく使われます。

コツコツ努力することの大切さはココで発揮されています!



〇受験はもう始まっています!

「内申点(評定)」は受験においてとっても味方になってくれます。

有る(数字が大きい)のと 無い(数字が小さい)のでは合否の差に現れることがあります。

「1さえとらなければいい」などと思っていてはいけません。常に高みを目指して頑張ることがポイントです。


①高校受験では…

高校受験においての「内申点」は、合否の判定に用いられたり受験できるかどうかの進路相談の見極め材料として使われたりします。

私立高校受験(併願校含む)では、受験校の決定材料に内申点や実力テストの点数が用いられることが多くあります。

岐阜県の公立高校入試では、内申点と当日点の比率が学校ごとに定められて、内申点が非常に大きな役割をしています。


〈昨年度の例(内申:当日)〉 ・岐阜=3:7  ・関=4:6  ・県岐阜商=5:5  ・郡上北=6:4 など

各学校の比率で変わってはきますが、内申点の重要さに変わりはありません。


かも、岐阜県の公立高校入試の内申点の計算式は・・・

(1年次の学年評定※+2年次の学年評定+3年次の学年評定の2倍)÷4 です!

※学年評定の例:前期9教科36、後期9教科39だと、(36+39)÷2=37.5


ということは・・・

・1年次の内申点から使用されるため、1年生から内申点を稼いでおくと有利になる!

・3年次は2倍になるため、3年次の内申は特に注意が必要!

◎1年次からコンスタントに内申を稼いでおけば心配することもなし!


②大学受験では…

最近は指定校推薦やAO入試を利用して大学進学を行う方が多くなってきました。

全国的に私立大学を見てみると、入学者の約半数が指定校やAOを利用しての入学者になっています。

特に指定校推薦は、高校3年間の成績(評定)の積み重ねが重要となり、校内選抜で選抜された者だけが出願できる方式です。

この推薦をもらうための選考基準の多くは、入学から3年次の前期までの成績で判定されます。


・校内選考の基準のなかに「3年前期までの評定平均」がある!

・評定平均が4.0以上必要な場合もあるが、最低限3.5以上はキープしておく必要がある!

◎1年次からコンスタントに評定を稼いでおけば心配することもなし!



さて、新たな年度が始まります!

これらの事項を念頭において、先を見据えた学校生活を送っていきましょう!

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