教育プランナーブログ

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例年、7問からなる小問題集と、大問題4問の計5問が出題されています。

方程式・不等式・計算に関する問題は、例年、最初の小問題の中に3~4問が出題されるとともに、応用問題が大問題として1問出題されています。

 

小問題中の問題には、

①正と負の整数の計算問題、②文字式の計算または変形の問題、③平方根を含む計算または概数の問題

以上3問が必ず出題されています。また、それに加えて、連立方程式・二次方程式を解く問題が出題される場合があります。

 

小問題中の問題の難易度は高くありません。計算問題は基本的な問題ですし、その他の問題も授業に使うワークに出ているような問題です。計算間違いをして取りこぼさないようにすることが大事です。

 

大問題では、一次方程式または連立方程式の利用問題と、二次方程式の利用問題が交互に出題されています。ですが、特色化選抜試験のこともありますので、どちらか一方だけを勉強しておくということは避けたほうがよいと思われます。

 

一次方程式・連立方程式の問題では、速さと距離の問題、食塩水などの割合に関する問題、人数の増減などの問題がほぼ同じ割合で出題されています。それらの多くは教科書やワークに出ている問題ですが、内容としては同じながら見慣れない問題も時々出題されています。基本的な問題を習得した後に、さまざまな問題に当たるとよいでしょう。
 

二次方程式の問題では、面積に関する問題が6回のうち4回と、最も多く出題されています。しかし、こちらも一次方程式・連立方程式の場合と同様、ときに見慣れない問題が出題されていますので、いろいろな問題に慣れておくとよいでしょう。

 

岐阜県の公立高校入試問題で特徴的なのは、一つの問題を二つの方法で解かせることが大変に多いということです。同じ問題を、一次方程式を使う方法と連立方程式を使う方法の両方で解かせたり、未知数を二通りに決めて二つの式を立てさせる、といった形です。どちらか一方の解き方を身に付けているだけでは不十分です。教科書で二通りの説明がなされている問題を中心に練習をし、二つの解き方の違いを理解しながら練習するとよいでしょう。

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