2011年9月29日
岐阜県公立高校入試一般選抜 【国語】①<漢字・語句・文法>傾向と対策
岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は国語の漢字・語句・文法についてです。
国語の大問数は、過去5年間を見ると4→4→4→5→5となっており、
長文が2題、古文が1題、作文が1題の構成になっています。
平成22・23年度はさらに漢字の読み書きが加えられています。
小問数は26~28問とそれほど多くはないです。
全体を通して、選択式・抜き出し式・記述式がバランスよく出題されています。
中学校で学習する内容からまんべんなく出題されるので、まず苦手分野をできるだけなくしておくことが大切です。
漢字の読み書き、熟語の成り立ち、文法などは知識問題ですから、基本的なものが出題される傾向にあります。
漢字の読み書きについては、長文問題の小問として各5問ずつ出題されてきましたが、
平成22・23年度は大問1問の中で10問出題されています。
読みの問題などは少し難易度が高めのものもありますが、教科書レベルのものが多いです。
しかし、決して取りこぼしのないように、日常学習の中で漢字力を養っておくことが重要です。
文法の学習は、文を単語で分ける事が基本です。単語同士を見分ける事が文法学習のポイントになります。
また、問題を解くにあたっては、何を答える問題なのか(品詞?活用形?活用の種類?)をしっかり理解しましょう。
文法を学習することで、文の仕組みがわかり、日本語の文章を読み取りやすくなり、
読解力を上げることにつながります。
学習のポイントは以下の5つです。
①文がどんな文節から成り立っているのかを理解しましょう。
②動詞が文中でつかわれるときは、どんな変化のしかたをするのかを理解しましょう。
③動詞以外の主な自立語の性質を理解しましょう。
④助動詞・助詞の用法を見分けましょう。
⑤敬語の三用法(尊敬語・謙譲語・丁寧語)の特徴を理解しましょう。