2011年9月27日
岐阜県公立高校入試一般選抜 【岐阜】④<政治>傾向と対策
岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は社会の政治についてです。
まず公民の大問数は、過去5年間を見ると全体で3問中のうち1問。
小問数は全体で33~36問のうち11~12問となっています。
政治を中心に経済・国際関係・時事問題について、総合的に出題されています。
財政などに関する経済分野の出題もあるので注意しておきましょう。
日本国憲法の内容が重視されますが、グラフへの書き込みなどの作図問題や短文説明問題もあり、
バラエティに富んだ内容となっています。
配点は選択式・記述式の問題は2~3点、短文説明の問題は4~5点。
短文説明の問題は特に配点が高いので、語句を暗記しているだけではつまずいてしまいます。
正確に説明できるように問題に慣れておきましょう。
政治分野では、特に三権分立のしくみ、憲法の条文についてはよく理解しておくことが必要です。
選挙制度や人権など時事的要素を含む出題もあるので、ニュースや新聞を活用しておくと良いでしょう。
記述問題の割合が高いので、日頃から漢字に注意して学習する習慣をつけることも重要です。
「人に説明するように」まとめることができるようにしましょう。
公民(政治・経済)も地理・歴史と同様に、一問一答形式で丸暗記するのは得策ではありません。
しかし、仕組みや流れを理解するのが難しい科目でもあります。
そのような科目は、自分で図を書いて理解しながら覚えることで、楽に暗記することができます。
図やツリー形を使って、最初は何かを見て理解しながら書き、慣れてきたら何も見ずに書けるようにします。
すぐに書けるようになったら、その横に一つ一つの説明を簡単に書くようにすることで、
短文説明の問題対策にもなります。
インターネットがリンクで繋がっていくのをイメージしてみましょう。
時間があまりかけられない場合は、教科書をとにかく毎日読むことで自然と暗記させることも方法の一つです。