2014年10月7日
岐阜県 高校入試の傾向と対策 社会編
こんにちは!家庭教師のトライ岐阜校本部です。
今回は前回に引き続き、高校入試の傾向と対策をお伝えします。
今回は「社会」です。
「社会」は、歴史、地理、公民の3分野から出題されます。
昨年度(平成26年度)の出題と配点は以下の通りです。
大問1:歴史(各2~4点、12問:33点満点)
・日本の歴史の流れと外国との関わり(略年表、人名、国名など)
・時代の特色に関する問題(古代から現代までの時代ごとの出来事)
大問2:地理(各2~4点、12問:33点満点)
・基本的な用語問題
・資料から読み取る問題(尺図、地形図、農産物など)
大問3:公民(各2~4点、13問:34点満点)
・社会の仕組みに関する問題(国会、経済、税、人権など)
・資料から読み取る問題(エネルギー、領土など)
最近5年間の社会の出題傾向としては、昨年度同様に歴史、地理、公民の3分野が
ほぼ均等に出題されているため、どの分野でもしっかりと押さえておくことが必要となります。
社会の得点アップのポイント①
・幅広い範囲が出題されるため、偏りなく基礎知識を身につける
3分野ともに用語問題が、各数問ずつ出題される傾向にあります。
数問と言っても覚えていれば解ける問題なので、確実な得点アップのために、
しっかりと教科書の重要事項を押さえておきましょう。
社会の得点アップのポイント②
・資料問題は、資料をしっかりと理解する
例年、資料から読み取る問題が必ず出題される傾向にあります。
出題の仕方が定期試験や過去問とは異なることがありますが、
どのようなことを聞かれているのかを理解することが出来れば、
定期試験や過去問同様に教科書の知識から答えられる問題ばかりです。
地図や表に慣れることも重要なので、まずは定期試験や過去問に取り組み、
資料に慣れるようにしましょう。
まだ、歴史、地理、公民の知識が身についていないという子も、
教科書の基礎的な知識を身につけつつ、資料集の図や写真に目を通して
慣れていくことが良いでしょう。
社会の得点アップのポイント③
・覚えた語句を自分の言葉で説明できるようにする
近年の出題傾向では、作図や短文記述の問題も各1問ずつ出題されています。
社会の問題では、暗記すれば解ける問題が多く出題されますが、
記述問題は点数が高い傾向にあります。このような問題を解答し、
理解度を深めるために、自分の言葉で用語を説明できるようにしましょう。
社会の対策は、覚えることが多いように思えますが、
難易度としては、覚えていれば解ける問題が多いので、
語呂合わせで年を覚えたり、問題集を繰り返し解いて苦手をなくしたり、
歴史、地理、公民の3分野ともに万遍なく対策をして、得点を取りに行きましょう。