2015年10月20日
岐阜県 内申点の付け方
みなさん、こんにちは。
家庭教師のトライです。
本日は、内申点の付け方をテーマとしてお話をしたいと思います。
皆様は内申点の付け方をご存じでしょうか?
各都道府県によって、若干の差異はあるものの大まかな決め方としては以下の通りです。
まず、通知表の、『3』 や 『4』 の数字の隣にある「A・B・C」の成績を見てみましょう。
中学校によっては、「◎・○・空欄」の学校もあります。
通知表の 『3』 『4』 などの評定は、このA~Cの組み合わせで決まっています。
現在の通知表の付け方は、例えば『社会』では、
『関心・意欲・態度』 『思考・判断』 『表現・処理』『知識・理解』 という観点について、
『絶対評価』 と呼ばれる評価で決められます。
国語は、『関心・意欲・態度』 『話す力・聞く力』『書く力』 『読む力』 『知識・理解・技能』
の5つの評価で決まります。
テストの点数だけではなく、授業中の態度や聞く姿勢、挙手の回数、調べ学習などへの取り組みなど、
それぞれの観点について、A~Cで成績を付け、これ等の組み合わせで通知表の成績が決まります。
各項目の観点は以下の通りです。
〇【関心・意欲・態度】 の観点
普段の授業中の受講態度や、授業中の聞く姿勢、挙手の回数などが重要です。
時事問題に関心を持ったり、自分の意見を述べたり、授業中に積極的に発言する姿勢、
意欲的に自分からコミュニケ-ションを取る姿勢を持ちましょう。
宿題などの提出物は、忘れずに必ず期日内に提出しましょう。
〇【思考・判断】 の観点
あるテーマに関する調べ学習への取り組みなどが評価される傾向があります。
書物や新聞、インタ-ネットから関連情報を調べ、『なぜ?』『どうして?』といった疑問に対し、
『~だから』といった理由や根拠を説明できるよう心がけましょう。
時事問題などにも興味を持ちましょう。
〇【表現・処理】 の観点
ノ-トのまとめ方や、資料を読み取る問題で評価されることが多い傾向にあります。
特にノ-トまとめは、ただ黒板に書かれたことだけを写すだけではなく、
重要なポイントは色ペンを使ったり、一覧表などにまとめたり、見やすく解りやすくノートをまとめる力が
評価される傾向にあります。
〇【知識・理解】 の観点
小テストや定期テストの結果で評価されることが多い傾向にあります。
テストでは、【知識・理解】だけを問われているわけではなく、
『思考・判断』『表現・処理』 『知識・理解』 など様々な観点を評価します。
テストによっては、どの観点を問う問題か書かれていることもあります。
指導要録における観点別学習状況の評価とは、評価資料を基に各項目の実現状況を1つ1つ評価し、
各観点を総括して最終的な評価(総括的評価)を行うことです。
以上を参考にして、自分の通知表と照らし合わせてみると、新たな発見や課題が見つかるかもしれません。
目の前のテストの点数を上げることも大切ですが、それと同じくらいに大切になるのが
学校での過ごし方や、勉強に対する考え方なのです。
内申点対策でお困りの方は、是非一度岐阜校までご相談ください!