2019年7月23日
岐阜県 変わる、大学入試(数学編)
こんにちは。家庭教師のトライ岐阜校です。
今回は前回に引き続き、大学入試改革に伴う
共通テストについて、数学に焦点を当てたいと思います。
6月7日、令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストについて、
大学入試センターより、出題教科・科目の出題方法等および
問題作成の方針が発表されました。
数学(数学Ⅰ/数学Ⅰ・数学 A/数学Ⅱ/数学Ⅱ・数学 B)
○数学的な問題解決の過程を重視する。
事象の数量等に着目して数学的な問題を見いだすこと、
構想・見通しを立てること、目的に応じて数・式、図、表、グラフなどを活用し、
一定の手順に従って数学的に処理すること、および解決過程を振り返り、
得られた結果を意味付けたり、活用したりすることなどを求める。
また、問題の作成に当たっては、日常の事象や、数学のよさを実感できる題材、
教科書等では扱われていない数学の定理等を既知の知識等を活用しながら
導くことのできるような題材等を含めて検討する。
こちらを見る限り、公式を暗記するだけでは対応できず、
普段より公式や定理の導き出し方、なぜその式が出てきたのか
という過程を重視するものと思われます。
○ 記述式問題は、「数学Ⅰ」および「数学Ⅰ・数学 A」の数学Ⅰの内容に
関わる問題において設定することとし、マーク式問題と混在させた形で
数式等を記述する小問3問を作成する。
これまでのマーク式とは異なり、記述も3題出題されることが記載されています。
先日のプレテストでは「集合」「三角関数」の分野より出題があり、
残る1問は「式から得られたことを証明形式で説明」することが求められました。
普段より、証明の問題を意識しておくことが必要とされます。
新しくなる大学入試では、どのような対策をしたらよいのか不安になっている生徒様も多いことでしょう。
トライでも変化する大学入試に対し速効性をもって対策し、マンツーマン指導へ反映できるよう努めて参ります。