教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



岐阜県の皆さん、こんにちは。

家庭教師のトライ岐阜本部です。


昨日は岐阜県の公立高校入試 第一次選抜でした!


受験生の皆さん、お疲れ様でした!

最大限のパフォーマンスをすることができましたか?

本日の新聞に問題と解説が掲載されています。

受験生の皆さん→ 新聞の解答掲載を見ながら自己採点を行いましょう。

次期受験生の皆さん→新聞の問題掲載を見てどれだけ解けるのか力試しをしてみましょう(もちろん全てが既習範囲ではないと思いますが)


今回は、本年度出題された問題からどんな問題が出たのかをお知らせします!

トライ岐阜本部では、出題傾向などを毎年検討しています。

各科目の出題の意図も挙げながら今年度の問題を振り返ってみますので、次期受験生はこれから1年間の学習の参考にしてみてください。


第1弾は「国語」「数学」「英語」です。


【国語】

[大問1]例年通り漢字の読み・書きが5問ずつの出題でした。

難易度は基本的なレベルの漢字でしたが、「罷免(ひめん)」など、最近のニュース報道等で目にする漢字も出題されていました。

(対策):新聞やネットニュースで分からない漢字を自分でチェックする習慣をつけておくと、入試の漢字対策になります!


[大問2・3]文章の展開に即して内容をとらえ目的に応じて的確にまとめる力をみる問題となっています。

こちらも標準的な文章量、内容となっていました。


[大問4]古典の問題でした。毎年出題される現代仮名遣いの問題があったり各文章に現代語訳もついていたりと、取り組みやすい問題だったように思われます。


[大問5]毎年恒例の作文の問題でした。対策をしっかりしていれば得点ゲットのチャンス問題です。

図や表を見てしっかり考察し、自分なりの考えを表現する力が問われます。

昨今のSNSネット利用増に伴い、「情報」をどう扱うのか分析力も必要とされていました。

(対策):条件のある文章を書く・まとめる力をつけるために、普段からたくさん(量)の練習をしよう!



【数学】 数量や図形の基礎的な知識、理解、数学的な見方や考え方を問われる問題。


[大問1]小問集合は基本的な問題が多く、ここで、取りこぼしやケアレスミスに気をつけながら正確に計算する力が求められます。

(6)の円周を求める問題が、すぐに問題の切り口が見つからなかったかもしれませんが半径をR、rなどと置いて文字式の知識を利用すれば答えを求めることができます。


[大問2]資料の整理の問題でした。難易度は標準~やさしめでした。

相対度数や最頻値など、言葉の意味をしっかり理解しておきましょう。


[大問3]方程式の問題でした。

カレンダーの数字配列からある数を求める問題は、ワークや参考書の問題集にはよく出ている問題です。

このようにワーク等の問題集の類題が出題されていますから、ワークの問題はできるようにしておくと良いでしょう。

少しきまりが分かりづらかったかもしれませんが、よく文章を読んで理解すれば標準的な問題であったといえます。


[大問4]関数に関する問題でした。しきりの入った水槽に2つの蛇口から水を入れていく問題です。

図形の形によって見慣れていないと「難しそう…」と感じてしまった人も多かったかもしれません。

実際は関数の「表」が与えられており、出題された関数も1次関数(比例)のみでしたので、表を利用しながら関数を導き出す練習をしてきた受験生は戸惑うことなく解答できたと思います。

こちらも、普段から問題演習を実施しているかがカギになります。


[大問5]図形の証明の問題でした。2組の辺とその間の角の合同条件を利用する形でしたが、2組の辺を見つけるのは易しかったと思います。

角に関しては共通部分を見つけるもので、数年前も合同の証明で同じパターンの問題が出題されていました。

過去問演習をしていた人は、証明問題についてはやさしめであったと思われます。


[大問6]規則性の問題でした。規則に沿って黒石・白石の数の変化をしっかりと問題の「操作」と図を利用しながら確認すると、規則性を発見することができれば解答できる問題でした。

(対策):増える量(変化する量)で式を立てる特訓をしていこう!



【英語】 「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」の4領域の学習を踏まえたベーシックな出題。


[大問1]例年通りリスニング問題で24点の配点でした。

近年は無視できない配点になっていますので、普段から英語を聞き、英語に慣れる練習をしておくことが必要です。


[大問2~4]会話文や長文を読む問題でした。

情報を正確に読み取る力や情報を整理しながら概要を読み取る力、大まかな流れをつかみながら考えを読み取る力が必要とされます。

こちらも普段からやや長めの文章を読み、読み取るスピードをあげておく練習が必要となります。


[大問5]並び替えの問題でした。

英語の基本構文の話になりますが、「give + (人)+(物)」という形はよく教科書でも使われています(通称:“ひもの”の文)。

今回は「give + (物)+ to +(人)」の形で出題されていました。

別の形でも「あっ!」と気づけた人、気づけなかった人の差が出たのではないでしょうか。

書き換えの問題などが学校の授業やワーク等で出題されていると思いますので、そこでどちらの言い方もできるよう練習する必要があるでしょう。


[大問6]英作文の問題でした。昨年から少し形式が変わりましたが、昨年と同様(2年目)の形式でした。

メモは日本語で用意されていますので、そのメモに合う日本語を英語に書き換える形でしたので、難易度は高く感じなかったと思います。

(対策):普段から ①自分の意見を英語にできるような練習、②簡単な英語で表現する練習、をしておこう!



「理科」「社会」は明日公開いたします。

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