2019年11月20日
【大学受験】来年度の英語民間試験を活用した入試について
岐阜県の皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライ岐阜本部です。
今回は表題にもあるように、大学入試における「英語民間試験」についてのお話をしようと思います。
この話をするのは、今月の頭にこんな発表があったからです。
「11月1日、文科省は“大学入学共通テスト”での英語民間試験の活用見送りを発表」
この報道を受け、大学進学を目指す多くの高校生には、突然の発表に混乱が広がっている様子です。
そこで、来年度から開始の新制度を受ける高校2年生以降はどう対策していくべきなのか、簡単に解説していきます!
1.大学入学共通テストの英語民間試験活用を延期
英語外部試験利用は延期ですが、「大学入学共通テスト」それ自体は2021年1月よりスタートします。
その中に「英語」科目も実施はされます。
英語はリーディングとリスニングに分かれ、共に100点満点※1となります。
※配点は今後変更の可能性もあります
試験時間は、リーディング80分、リスニング60分で、マークシートを採用した試験であると公表されています。
これを見ると「リスニングが重要」ということがお分かりいただけると思います!
◎受験の種別別にポイントを挙げると、
【国公立大受験者】
・来年度について「大学入学共通テスト」では民間試験を利用した選抜方法は行われません。
→よって、「大学入学共通テストの英語試験」の対策をすることが必要!!
【私立大受験者】
・私立大が独自で実施する「英語外部試験利用入試」は引き続き実施されます。
・各大学、各学部によって実施形態が異なり、様々です。
(例)▼民間試験の結果を入試科目の得点の一部として計算する方式
・・・▼大学独自の英語試験の代わりとして、民間試験のスコアを活用する方式 など…
→よって、志望する大学・学部の募集要項を収集・確認することが必要!!
2.大学入学共通テストの「記述式」問題への対応
記述式は、このような反対意見が出始めています。
・試験が終わった後に、生徒が自己採点できない
・試験の採点をアルバイトさん(学生さん)が採点する可能性がある など…
◎とりあえず、今のところわかっている情報をまとめると、
・共通テストの「記述式問題」は、国公立二次の記述問題とは若干違う
・共通テストの「記述式問題」は、“条件を正しく守って書けているか”が問われる試験
→よって、岐阜県の公立高校受験に出題される「作文」に似ているといえる
→いまは気にせず基礎学力を身につける時期にして、対策は少しあとからでもできる!!
今回は簡単にまとめてみました。
なにしろ、新しい入試制度であるため、
「情報収集の差」が「合否の差」に直結する
こういえるのではないかと考えます。
何かと不安があると思います。
少しでも不安がとれるなら、トライの教育プランナーにご相談ください。
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