教育プランナーブログ

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3月12日に岐阜県の公立高校入試が終了しました。(一部13日も試験あり)
受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
本日は試験問題の総括をしたいと思います。
 
 
≪国語≫
現代文については、基礎的、基本的な内容に関しての問題であり
中学までに修得した国語力を正確に理解する能力を見る問題でした。
 
古文分野に関しては、注釈に基づいて古文を的確に読み取る力
問われる問題でした。
 
作文分野では、メモの内容を分類に応じた表現をする力、
生徒会新聞の見出し内容から自分の考えを的確に表現をする力を試されました。
今回の作文分野は日頃の授業内容だけでなく、
普段から自主的に物事をまとめ、表現する練習が必要です。
 
 
≪英語≫
全体的に英語コミュニケーションの基礎的な能力を試される問題
出題されて、標準的なレベルと言えます。
普段から「聞く」「話す」「読む」「書く」の4領域を意識して学習に取り組むことが必要です。
 
英作文の領域では、身近な場面における出来事について(今回はボランティア活動)、
自分の考えや気持ちを表現する力が試されました。
 
 
≪社会≫
全体的なレベルとしてはほぼ標準的な難易度ですが、
全問題が、レポートや報告をまとめな内容から出題されるという形式
なっており、語句の暗記だけでは対応できない形式になっています。
歴史・地理的背景や関連事項まで押さえながら、普段から関心をもって
積極的に調査などに取り組んでいく活動が必要とされます。
 
 
≪理科≫
例年通り、生物、化学、物理(電流)、地学(地震)範囲から満遍なく出題がありました。
①の生物分野や②の電気分解、⑤の自由研究を題材にした問題など、
普段から実験を通して身の回りの自然現象に興味をもって取り組むことが必要とされます。
 
 
≪数学≫
例年通り大問5題からの出題で、①小問集合、②関数、③方程式、④図形、⑤数学的な考え方
より出題されており傾向は例年とほぼ同じとなっております。
②関数は封筒からはみ出した面積を関数で思考する問題。
③方程式は水槽に容器で水をためる問題で、満水までに使う容器の回数と数量関係について
考察する問題、④は円と三角形の相似の問題でした。
 
中学数学の基礎的概念が理解できていれば標準的なレベルですが、
身の回りの現象に基づいての出題のためこういった傾向に慣れておく必要はあるでしょう。
過去問や模試でも似たような問題は多く出題されているため、何度も繰り返し練習しておくことが必要です。

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