教育プランナーブログ

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こんにちは!家庭教師のトライ岐阜校本部です。
 
今回は前回に引き続き、高校入試の傾向と対策をお伝えします。今回は「数学」です。
 
まず、数学の出題内容を確認してみましょう。
 
大問1:小問集合

大問2:関数の利用

大問3:方程式の利用

大問4:図形の証明・利用

大問5:文字式の利用
 
例年とほぼ同じ形で出題されました。引き続き、配点傾向を見てみましょう。
 
平成26年度  大問1:30点 大問2:16点 大問3:16点 大問4:19点 大問5:19点

平成25年度  大問1:28点 大問2:21点 大問3:15点 大問4:18点 大問5:18点

平成24年度  大問1:28点 大問2:20点 大問3:18点 大問4:16点 大問5:18点

平成23年度  大問1:28点 大問2:18点 大問3:18点 大問4:16点 大問5:20点

平成22年度  大問1:28点 大問2:19点 大問3:19点 大問4:16点 大問5:18点
 
配点傾向として、以前は関数や方程式に配点比重が置かれていたものが、

今は図形や文字式の利用に置かれるようになってきています。
 
また、大問1の小問集合問題が重要なことは言うまでもないでしょう。

確実に点数をとるために、一通り基礎的な計算や関数の基礎知識、

角度の求め方、作図などはマスターしておくといいでしょう。
 
また、それぞれの学年の最後の単元も出題されることがありますので、

資料の散らばり、確率、標本調査などもしっかりチェックをしておきましょう。
 
今回の必出分野テーマは大問2の「関数」です。
 
配点自体は最近少なくなってきていますが、

グラフを使うことにより点数をとれるため、大問1と同じぐらい押さえておきたい分野です。
 
まずは、文章をよく読み、座標点などをグラフに書きこんでみましょう。

点を結んだ上で、比例、反比例、一次関数、二次関数なのかを判断します。

判断が出来たら、それぞれの式に当てはめてみましょう。
 
また、多くの問題において、一方のグラフはすでに書かれているが、

もう一方は書かれていない、という場合があります。
 
実際に平成26年度では、花子さんと太郎さんが登場しますが、

花子さんのグラフは書かれているのに対し、太郎さんのグラフは書かれていませんでした。

書かれていないグラフを問題とは別に書いてみることによって

今、何を求めなければいけないのか?またおおよその数値はどれぐらいか?

ということを測ることが可能です。
 
関数はグラフ、表、式といった3つの観点から出題されます。
 
どれか一つでも欠けると不十分な知識となり、点数に結びつきませんが、

この3つを完璧にしておけば、本当にこの式や答えで合っているのか確認することができます。
 
自分で確認を取ることができる分野、という意味で関数だけは必ずマスターしておきたい分野です。
 
 
では、今日のポイントのまとめです。
 
①    文章をよく読み、グラフ、表に数値を反映させる。その上で、どの式を使うのか判断
 
②    足りないグラフなどは自分で付け足して書いてみる。その上で、本当に正しいのか確認を行う
 
 
何度も練習問題を繰り返し、必ず定着させておきましょう。

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