2014年9月29日
岐阜県 高校入試の傾向と対策 国語編
こんにちは!家庭教師のトライ岐阜校本部です。
前回に引き続き、今回は「国語」の一般入試の傾向と対策をお伝えします。
国語は大きく3つに分けられます。
① 漢字
② 文章読解(小説、論説、古文)
③ 作文
上記の配点は漢字が20点、作文は10点~15点、文章読解が70~65点という内訳になっています。
平成26年度では、作文が一題のみとなり、配点が10点になりました。
その代わりに、空欄補充、手紙の書き方の知識などが問われましたが、
来年度、再び作文が出題される可能性もあるため、注意が必要です。
今回は一番配点の高い文章読解に注目したいと思います。
<傾向>
小説、論説文では、比較的読みやすい内容が出題されました。
小説では、10代の心情を読み取る内容が多く、
登場人物の行動や発言などから、正確に心情を読み取る力が求められています。
また、論説文では、筆者が伝えたいことを正確に読み取る力が求められています。
読み取るだけでなく、文章中にある内容を、指定された語句を用いてまとめる力や、
文章全体の要旨や段落の構成などを理解する力も必要です。
また、小説には、熟語の構成や、品詞に関する問題などもあります。
古文に関しては、難しいものに関しては、現代語訳がつきます。
歴史的仮名遣いに関する問題と、文章の内容を理解できているかどうかが問われます。
<対策>
小説、論説文の対策として、まずは読んで、
何が書かれているのかを把握する力を身につけてほしいです。
普段から、小説に慣れ親しんでおくといいでしょう。
また、論説文では、筆者が伝えたいことは何なのか必ず把握することです。
教科書だけでは足りないと思いますから、必ず参考書や過去問を購入し、
練習を重ねることが重要です。
また、字数制限付きで内容を要約する力をつけるために、
いつ、どこで、誰が、何を、どうした、を段落ごとで分けて言えるようにしておくと、
重要なことを見落とさなくなります。
古文は何度も教科書を読んで、現代仮名遣いについての知識を定着させ、
古文で書かれた文章に慣れておけば、問題ありません。
国語の力は一長一短では身につきません。
しかし、国語を制するものは、他の科目も制します。
他の科目の文章題にて得点が取れるようになることもあるため、
国語の対策はやって損はありません。
そんなこと言われても、国語は勉強の方法が分からないという方は、
ぜひ、トライまでご相談ください!
国語が得意なプロ教師が皆様をお待ちしております!