教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



岐阜県の皆さん、こんにちは。

家庭教師のトライ岐阜本部です。


今年が初実施となった「大学入学共通テスト」の第一日程が終了しました。

実際の問題を分析し主要科目(英語、数学、国語)の概況と、次期受験生の皆さん向けの対策ポイントを紹介しようと思います。


今回は「英語」!


〇英語:リーディング

==全部を読むのではなく、いかに読まずに解けるかがカギ!==

【問題構成】(大問数6・解答番号数47)

大問1:SNSの読解/Webサイトの読解

大問2:データの読解/メールの読解

大問3:Webサイトの読解/通信文の読解

大問4:メールの読み取り

大問5:レポートの読み取り

大問6:説明的文章の読解

【全体の特徴】

全体の語数が5000語以上となり、昨年まで実施されたセンター試験と比較して3割増加。

文章の難易度はやや易しくなったが、読解の負担は増加。

【出題のポイント】

SNSやWebを題材とした生活で使われる実践的な英語読解力が必要とされる。

英語を読めることだけでなく、情報を取捨選択し整理することに重点が置かれる。

【来年に向けた対策】

語彙:丸暗記ではなく、言い換えに対応できるよう類義語・対義後・派生語を意識して覚えよう。

文法:読解の土台となる文法は必要だが、私大入試のような文法問題の対策は不要。

読解:最初の指示文や問題文から、大まかに文章に何が書かれているか把握する力をつけよう。


〇英語:リスニング

==一度しか放送されない問題は準備が肝心!==

【問題構成】(大問数6・解答番号数37)

大問1:短文発話

大問2:対話文/イラスト

大問3:対話文/質問

大問4:モノローグ

大問5:ワークシート

大問6:登場人物4人のディスカッション

【全体の特徴】

配点が100点となり、問題数も増加。

第3問~第6問は、英文が1回しか読まれない「1回読み」の大問となった。

【出題のポイント】

第6問で4人の話者が議論する場面が出題。

対話文で賛否を示す表現に注目しておきたい。

【来年に向けた対策】

語彙:日常会話で使われるような口語表現を身につけておこう。繰り返し同じ単語は使われず、表現を変えて用いられるので、言い換えに対応できるようにしよう。

演習:漠然と聞くのではなく、メモを取りつつ要点をまとめる練習をしよう。賛否を示す表現などの英語独特の会話表現をおさえよう。

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