2012年9月10日
岐阜県 高校入試 数学シリーズ(第3回)~図形編~
本日より高校入試シリーズ第3回目として、
各教科、頻出分野の攻略ポイントを解説していきます。
数学の第3回は「図形分野」についてです。
岐阜県の近年の図形問題の傾向は次の通りです。
19年 平行四辺形の証明、線分比、面積比
20年 合同の証明、線分
21年 相似の証明、線分、面積比
22年 合同の証明、面積比
23年 相似の証明、面積比
岐阜県の高校入試の数学おいて、「証明問題」は毎年必ず出題されるのが通例です。
円の性質、三平方の定理、合同、相似、空間図形など、分野は広範囲にわたっているので
いろいろな問題を漏れなくカバーしておくことが必要になってきます。
図形の問題は思考力を必要とする問題も多いため、さまざまなパターンの問題を
何度も繰り返し演習を重ねておきましょう。
特に証明においては、合同の条件、相似条件は暗記して頭にいれておかないと、
問題の取っかかりがつかめず、スタート地点にすら立てない状態になってしまいます。
受験生の皆さんは後期の範囲で、「図形の相似」の単元を学校で学習することになると思います。
その時に、「今習っているところは、そのまま受験勉強に直結する」ということを意識して下さい。
学校で習ったことを、すぐに復習し、忘れないようにしましょう。