2012年11月27日
香川県 入試攻略法~公立高校入試編②~
香川県のみなさん、こんにちは!
前回お伝えした「過去問シミュレーション」についての補足です。
たとえば、理科の過去問では、
物理分野12問
化学分野10問
生物分野14問
地学分野11問
合計47問あります。
ということは、試験時間が50分ですから、
平均解答速度は、約1問1分です。
この時間配分について気をつけたいのは、
上記の平均速度は、あくまで「全問解く」ことが大前提です。
しかし受験においては、ここで作戦が必要です。
まず、解く順番は、問1から順番に解かなくてもいいので、
自分が最も自信がある分野から順に解いていきましょう!
極論は、受験校にもよりますが、最も苦手な分野1つは最初から捨てて
残りの3分野に時間をかける、という戦略もあります。
たとえば、物理分野が苦手なら、
化学・地学・生物の3分野35問を、50分かけてじっくり解く。
そうすれば、必要な平均解答速度は、
1問あたり約1分30秒となります。
このように、各科目について、ある程度
どの分野にどれだけの時間をかけるか?
どの分野を捨てるのか?全問解きにいくのか?
どの順番で解くのか?
各大問ごとに、どれくらいの時間を配分するのか?
なども、実際にシミュレーションしながら、
自分に最適な時間配分を見つけること!
これは、たった1回きりの入試本番で、
今まで努力したこと、持てる力を全て出しきるための最も重要な最終仕上げです。
ぜひ、悔いのない受験にするためにも、この方法にトライして下さい!