教育プランナーブログ

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香川県のみなさん、こんにちは!大学受験シリーズ2回目です。

香川県大学受験の大きな動向・流れには、

いつの時代も 「その時」の社会情勢や経済状況、景気や就職率等が、大きく影響を与えます。

ここで、大切なことは、本当は、受験する「その時」ではなく、

大学を卒業する4年後の情勢・状況を見据えて受験を考えるべきだということです。

しかし、先が見えないために、ますます「その時」の影響が動向に色濃く出ています。

その影響とは、

国公立志向・地元志向・理系(資格)志向

 

香川大学の入試状況を調べても、まさにこの3志向が如実に現れています。

香川大学は、当然地元の私立大学に比べ受験科目が多く、

センター試験と個別学力検査があるため、受験対策は大変です。

それでも、志願者数は増えています。

ただ、全国的に社会学系学部の不人気が顕著で、不況期には、法・経済学部の志望者が減る傾向があります。

香川大学においても、

法学部は、昨年対―12名、経済学部は、なんと―323名

 

対して、

医学部医学科+65名工学部+199名農学部+158名

と、「文低理高になっています。

 

また、今春香川大学に見事入学された1,269名のうち、

半数以上が、地元香川と瀬戸大橋を渡ってすぐの岡山県出身者ですので、やはり「地元志向」が強いことがわかります。

興味深いのは、香川298名に対し、岡山362名と岡山出身者の方が多いことです。

これは、後期入学者をはじめ、志望校を岡山大学や広島大学、あるいは神戸大学等の前期で考えていた受験生が、

流れてきた可能性が考えられます。

以上から、地元香川大学の動向を見ても、

当分は、

国公立志向・地元志向・理系(資格)志向の流れは、

変わらないどころか、ますます強くなると思われます。

 

ですから、この流れに沿った進路、志望を考える人は、それなりに今から準備が必要ですし、

逆にこの流れの逆を考えている人は、受験の難易度が下がることも予想されます。

 

入試の形式は、

AO・推薦入試や、私立のセンター利用、私大の多種多様な方式、

センター試験における理科社会科の成績利用法の変更等、

年々複雑化し、変更されていきますので、しっかり情報を入手しながら準備をしていきましょう!

 

次回は、受験の難易度や、受験科目、配点比率等についてお伝えする予定です。

今年大学受験生のみなさん、

夏の成果はこの秋から表れ始め、受験真っただ中の1月2月も学力は伸び続けます。

今やっている努力を信じて、最後まで第一志望校を譲らず、あきらめずにがんばってください!

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