2011年10月20日
香川県大学受験 偏差値一覧・センター試験得点比率一覧
香川県のみなさん、こんにちは!
今回は、地元国立大学 香川大学を例に、偏差値や得点比率のデータを示します。
まず、その大学の難易度、合格可能性を表す指標ですが、
四大模試といわれる河合塾(全統)、駿台、代ゼミ、べネッセ(進研)の最新データでは、
学部 | 河合 | 駿台 | 代ゼミ | ベネッセ |
教育 | 68% | 54 | 69% | 57 |
法 | 66% | 55 | 68% | 56 |
経済 | 66% | 52 | 69% | 54 |
医-医 | 84% | 65 | 84% | 69 |
医-看 | 66% | 53 | 67% | 53 |
工 | 61% | 48 | 61% | 47 |
農 | 64% | 52 | 64% | 51 |
河合塾と代ゼミは、B判定の得点率、駿台とベネッセは、B判定の偏差値で示されています。
ご覧のように、模試によって若干難易度が変化します。
各模試の問題の傾向や難易度の違い、受験する母集団によって変わっています。
ですから、いずれの模試も、
あくまで参考程度の指標であって、
模試の判定を絶対視するものではありません。
最終的には、過去問を解いて、合格最低点を越えるかどうかが、判断基準になります。
また、香川大学合格者の平均得点を見てみますと
学部 | センター試験 | 個別学力検査(2次) | ||
合格者平均 | 配点 | 合格者平均 | 配点 | |
教育A系 | 639.9点 | 900点 | 128.4点 | 200点 |
教育B系 | 640.4点 | 900点 | 132.9点 | 200点 |
法 | 636.5点 | 900点 | 176.9点 | 300点 |
経済 | 703.3点 | 1000点 | 97.6点 | 200点 |
医-医 | 772.9点 | 900点 | 515.7点 | 700点 |
医-看 | 690.9点 | 1000点 | 80.6点 | 100点 |
工 | 570.3点 | 900点 | 111.8点 | 200点 |
農 | 599.1点 | 900点 | 137.4点 | 200点 |
トライ教育情報センター調べ
この得点ラインを、センター過去問や、2次試験の過去問で越えられるかどうか。
これが、一番分かりやすい難易度、合格可能性を表す指標になるのではないでしょうか?
そして、香川大学入試のもっとも大きな特徴は、
センター試験の配点比率が極めて高い、
いわゆる
センター重視型になるということです。
医学部医学科が難しい理由のひとつは、センター得点率が85%以上必要であること、
もうひとつは、2次試験の配点が高いということです。
2次試験は、センター試験のマーク式と違い、記述式で、センターより問題の難易度が高いので、
特に公立高校の現役生にとっては、この2次試験対策は質的にも時間的にも非常に大変です。
しかし医学科以外は、ほとんどセンター試験の出来で合否が決まりますので、
センター試験の傾向に特化した受験対策を早くスタートさせることが、必勝法です。
以上、香川大学を例に見ましたが、大学によってこの難易度や配点比率・得点率は違いますので、
こうした入試情報をしっかりと入手し、その情報を元に効果的な学習法を構築していきましょう!
次回は、その受験対策法についてご案内します。