2012年3月14日
香川県 公立高校入試終了
先週3/8.9と公立高校入試が実施されました。
受験されたみなさん、またご家族の方も本当にお疲れ様でした!
3/19の合格発表までは、なかなか気持ちも落ち着かないでしょうが、
どの高校に行くことになっても、最後は、自分の心持ち次第です!
受験の結果よりも、次の目標や、どんな高校生活にしたいか?
そんなことに思いをめぐらせてもらいたいと思います。
さて、今年の公立入試の傾向についてです。
競争倍率は、一昨年1.23倍、昨年1.25倍に対して、今年は1.18倍と下がりました。
高校ごとに見ると、
合格ラインの高い、いわゆる進学校は、
三木高校(文理)や観音寺第一高校が定員割れをしたのを初め
地域トップ校の高松高校は1.14倍、丸亀高校は1.02倍と昨年並みの低倍率でした。
対して、
多度津(水産)の2.50倍をはじめ、
高松南(福祉)2.00倍 (家庭)1.90倍 (農業)1.82倍 (看護)1.71倍と、
高松南高校が象徴するように、
普通科ではない、職業に直結するようなイメージを持った実務学科が軒並み高倍率になっています。
大学受験もそうですが、受験という人生の岐路において、
その時の社会情勢や経済情勢の影響を反映した結果だと思います。
こうした受験生の高校選択の傾向は、情勢が変わらない限り、続いていくのではないでしょうか。
以上を踏まえ、
これから受験を目指す人には、
長い目で、自分の、お子様の将来を考えた上で高校選択を行い、
合格ラインや予想される競争倍率を踏まえた目標点の設定を
行なっていただきたいと思います。