2013年10月2日
香川県 香川大学の傾向と対策 ~社会編~
香川県のみなさん、こんにちは!
香川のトライさんです。
受験対策法は、想定する志望大学(目標設定)によって変わります。
地元国立大学 香川大学を例に、今回は社会編をお送りします。
香川大学は、センター重視大学ですので、
センター試験で70%以上をとるための対策法を考えます。
まずは科目別の傾向です。
≪日本史≫
教科書レベルを越えた問題は出題されませんが、古代から現代まで、まんべんなく出題されるため、
学校の授業進度に合わせると、現代までたどり着かずに未習範囲で失点するケースもあるので
注意が必要です。
また、一問一答型で覚えている基本事項も、時代順や、関連する事項を組み合わせた
「正誤問題」になると難易度が上がるので、この点も踏まえた対策が必要です。
≪世界史≫
教科書レベルの範囲内ですが、「時代」「地域」「テーマ:文化史・社会経済史」等
まんべんなく出題されます。
出題形式は、地図問題、図表読み取り問題、写真や絵画等を素材にした、いわゆる
「ビジュアル問題」等、単に用語暗記しただけでは、対応できないバラエティーに富んだ出題が多いです。
≪地理≫
問題タイプは、「知識問題」と「読み取り問題」の2種。
知識問題は、教科書レベルの知識が求められますが、
読み取り問題は、知識に加えて「社会常識」が必要となります。
当然ながら、地理の学習時は、地図帳携帯は必須です!
≪現代社会≫
実は、出題の70~80%は、政治経済分野です。
ですから、出題比率の高い政経分野を攻略することが最優先課題となります。
また、時事問題対策も必要です。
特に現代史、戦後から現代までの国内・世界情勢についても学習が必要となります。
≪倫理≫
哲学や思想について幅広く扱った科目ですので、興味・関心があるかないかで選択の基準ができます。
倫理は、暗記量が日本史や世界史の4分の1以下で、
暗記量に比例して得点力UPできるのが、大きな特徴です。
≪政治経済≫
「知識問題」「時事・一般常識問題」「思考問題」の3タイプに分けられます。
日頃から新聞やニュースに興味関心を持ち、時事・社会問題に精通している人ほど、有利な科目です。
社会の科目選択のワンポイントアドバイスは、
人間の脳は、興味関心の高いものをより好み、
低いものは受け入れにくい(頭に入りにくい)特性を持っています。
暗記重視の科目では、より興味・関心の高い科目を選択しましょう!
各科目共通の対策方法は、
1)基礎知識・重要用語・事項の暗記
2)問題演習による知識の定着
3)センター傾向に沿った実践演習
この3段階方式で、取り組みましょう!