教育プランナーブログ

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中3受験生の皆さん、本当に受験お疲れ様でした!

家庭教師&個別教室のトライ北海道グループ教務委員会
【担当“トライさん”神山】から、

2023年3月2日(木)に行われました『北海道公立高校入試問題』の出題分析
【数学編】をお送りします。


【数学】難易度…昨年よりやさしい

第1問は例年通り易しい内容の小問集合ながら配点が33点もあり、確実に得点しておきたい内容。
問1~5は易しく取りやすい。問6の作図は様々な書き方があるが二等辺三角形の知識などが正しく使えないと書けず、少し難しかった。

第2問は昨年の箱ひげ図と打って変わって文字式の考え方の出題。配点は17点。
問1は予想に対する反例を上げるもので、表を見ながら考えれば容易。
問2のア~ウは表のかける数、かけられる数が1マスごとに1増えることを文字で表すだけで容易。エ~キは下の(かけられる数の和)×(かける数の和)という言葉に沿って変形できるか。気づけばやさしい。配点が7点と高いがア~ウまででも3点もらえるので確実に得点したい内容。
問3は式を作るところまでは難しくないがx,yを求めるには変形に一工夫必要。
展開してしまったりすると答えから遠くなってしまうため、発想力が必要だった。

第3問は関数。配点は17点。
問1は例年通りやさしい問題で確実に得点したい。
問2はy=ax^2の変化の割合の出し方さえ知っていればやさしい。
問3の(1)は点Qのy座標が点Cと等しいことから求められ、かつ直線PQをtの式で表すことができれば解ける。やさしいとは言わないが難しくはない。
(2)は台形ABDCと台形APQCの面積を実際に計算してみれば2等分になっていることがわかるため、発想力を必要とせずさほど難しくなかった。

第4問は図形の問題。配点は16点。
問1は簡単な角度の計算で得点しておきたいところ。
問2は問題文の誘導に乗れば(1)の穴埋めまでは容易。(2)の証明は様々な道筋があるが、合同条件にあてはめるために必要な3つの要素のうち、どの道筋でも2つめまでは難しくなかったため中間点は取りやすかった。3つめの要素を見つけて書ききるためには証明の記述に慣れていないと難しかったとは思われる。昨年よりは易しめで学力上位校を受験する生徒さんであれば最後まで書けた生徒さんが多いだろう。

第5問は度数分布表に関する出題。配点は17点。
第2問と同様に昨年(平面図形)と大きく変わった出題だった。
問1の穴埋めは非常に易しく確実に得点したい。
問2の(1)の度数折れ線はX期間のものを参考にすれば易しい。(2)・(3)はいずれも説明させる問題だが、昨年の第5問で出題されたものにくらべれば易しく書きやすい内容。学力上位校を受験した生徒さんには拍子抜けした生徒さんもいたのではないか。

全体として、強烈な難易度の問題は無く、易しい内容だった印象。
途中の考え方を重視する傾向は続いているため途中の考え方を示す練習も必須となる。
見覚えのある問題のパターンを増やすよりは本質の理解を徹底した方が良いだろう。


いかがでしたでしょうか?

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