2014年3月4日
埼玉県 新高校3年生 受験生としての学習法
こんにちは。家庭教師のトライ 埼玉校です!
今回は、「受験生としての学習法」大学受験編をお送りします!
いよいよ高校3年生になる皆さん。
大学受験って何をしたら良いの?という方も少なくないでしょう。
中学受験・高校受験はある程度の「型」があり、それに沿った対策をしていれば安心感があります。
しかし大学受験はただ漠然と塾や予備校に通っていても、具体的なビジョンは見えてきません。
志望する学校や学科によって、試験科目から出題傾向まで千差万別です。
そんな中では、まずは自分のおおまかな進路を見つめ直すことが重要です。
国公立なのか、私立なのか。
文系なのか、理系なのか。
はたまた専門学校なのか。
自分の将来まで含めて見つめ直し、進む道を考えます。
次に必要なことは、分析と計画です。
①分析
自分の実力、目標レベル、残り時間、やるべき量と質。
これらをきちんと整理しておくことが、後々の進度に直結します。
自分の現状学力については、模試ではかることができます。
模試とひとくちに言っても、様々な塾や予備校が実施しており、偏差値も少しずつ異なってきます。
一つの模試に頼ることなく、いくつか受けてみるのも良いでしょう。
目標レベルについても同様です。
ここの模試で偏差値いくつ、こっちの模試なら偏差値いくつ、というように基準を複数設定することで、
常に多面的に実力を把握していくことが可能です。
残り時間については言わずもがなですが、志望校の試験日を確認しておくことです。
特に大学受験はセンターと国立の二次や私立の一般など、いくつかの段階に分かれています。
きちんとして計画を立てるためには、正確な情報が欠かせません。
そして、やるべき量と質。これが一番難しいことはお分かりいただけるかと思います。
しかしこれを把握しないことには、計画の立てようもありません。最終的にどのレベルが必要なのか。
そのためには、どれだけの単語や熟語、用語、公式、文法を覚える必要があるのか。
ざっくりとでも良いので、体感として把握・認識しておくことが、主体的な学習につながります。
②計画
分析した内容を基に、計画を立てます。
9月までに偏差値いくつ、夏の間に世界史は2周しておく、など、
具体的な目標を時期ごとに段階的に組みます。
そして一つ一つの目標を着実にクリアしていくための学習必要量と内容を組みます。
ここでよくある落とし穴が、「この問題集を夏までに仕上げる!」というものです。
「仕上げる」とは何でしょうか。
全問完璧に解けるようになること?8割でもOK?それともとりあえず1周しておくことが
「仕上げる」でしょうか。その基準はとても曖昧です。
目標に据えておくべきは到達「レベル」であって、「時間」や「量」ではありません。
何時間やったから、何冊解いたから、結果がついてくるはずだ、というのは違います。
「身につく」勉強は一人では難しいものです。
特に高校生にもなると、自分のことは自分で分かっているという気持ちが強くなります。
しかしその中に「分かったつもり」が含まれていることも少なくありません。
受験勉強は、自分への過小評価や、逆に、気づかずに抱えているプライドを捨てて、
自分に向き合うチャンスです。
トライでは、人生最大の受験においても、一人一人の目標に寄り添い、
カリキュラムを組むところから部活との両立まで、マンツーマン指導を活かしてサポートして参ります。
大学受験という一番の山場を、トライで一緒に乗り越えていきませんか?