2011年12月
2011年12月6日
埼玉県 苦手科目克服(高校入試頻出単元・数学編)
2011年12月4日
埼玉県 苦手科目克服(高校入試頻出単元・国語編)
埼玉県の高校入試は、ある程度傾向を読み取ることができます。
今回は、国語についてお伝えします。
傾向としては、近年以下のような配点で構成されています。
①小説 25点(5問)
②知識問題~漢字・文法 22点(9問)
③論説文 25点(8問)
④古文・漢文 12点(4問)
⑤作文 16点(1問)
毎年、必ずと言っていいほど作文が出題されています。
配点も高いので、高レベルの学校を目指す人はしっかりと対策しておきたい部分です。
頻出テーマは「資料をもとにして、自らの体験を踏まえての自分自身の考え」を求める問題です。
大切な要素は以下の2点です。
1.資料をもとにしていること
まずは資料をきちんと読み取ることです。
どんなに内容の濃い文章であっても、資料から読み取れる内容とそぐわなくてはなりません。
自らの考えに浸り過ぎて、条件を無視した作文にならないようにしましょう。
2.構成がしっかりしていること
やみくもに書いていると、必要な行数が埋められなかったり、もしくは全く足らなくなってしまいます。
まず、大まかな構成を考えることから始めましょう。
資料のどの部分を生かすのか、それと自分自身の経験をどう組み合わせるのか。
構成が決まれば、後は肉付けだけです。同じ内容を書くにしても、表現の仕方で文章量は様々に変わります。
条件に基づいた行数はきちんと守りましょう。
作文に限らず、内容より抜き出すなどの筆記問題が多いのも国語の特徴です。
部分点も付くことがありますので、苦手な人でもチャレンジはしておきたい箇所です。
ただし、作文に時間を取られ過ぎて他の部分ができなくなるようでは本末転倒です。
場合によっては、他の大問で点数を稼ぐというのも方法です。
自分の目標に合わせて、必要な対策を講じましょう!!