2012年6月2日
埼玉県 失敗しない夏期講習の選び方
塾ではそろそろ夏期講習の申し込みがスタートします。
トライによくある相談として、
「夏期講習は受講したほうがいいのか?」
というものがあります。
通塾している人はもちろんですが、特に受験生は、普段は通塾していない人でも
とりあえず夏期講習に行かせるという人が多いようです。
夏期講習の一番のメリットは、勉強する時間を確保できることです。
夏休みはどうしてもだらだらしがちです。
宿題も学校から出ますが、ほとんどの人が「終わらせる」ことに意識が向かってしまい、
結局全体の学習内容としては身についていない人がほとんどです。
夏期講習で勉強する時間を強制的に作ることで、最低限の学習をすることができるのです。
ただし、夏期講習に行ったからと言って、急激に成績が伸びるとは限りません。
あくまで短期的に学習するのが夏期講習です。
効果的に成績を上げるには、日頃の学習環境ができているかが大切です。
短期間では学習環境をかえることは非常に難しいといえます。
夏期講習に行ったはいいものの、終わってしまうと結局勉強していないでは身になりません。
まして、塾ではある程度カリキュラムが決められており、それに基づいて指導を受けます。
自分に必要なところも、そうでないところも、全て学習しなくてはなりません。
最初にテストを行い、その状況で夏期講習の内容を作成する、といったところもあるようですが、
結果によっては大量に学習内容を取らなくてはならなくなります。
まずは自分に何が必要なのかをきちんと分析することです。
夏期講習に行かずに自分がやらなくてはいけない部分を効率よく学習する、
という選択肢もあるかもしれません。
「夏期講習を受けなくてはいけない」という雰囲気に惑わされるのではなく、
・自分の苦手な部分は何なのか
・部活との両立など時間配分は大丈夫か
などを冷静に考えて、夏期講習選びを行ないましょう。