2014年3月21日
埼玉県 高校受験お疲れさまでした!
こんにちは!
家庭教師のトライ 埼玉校です!
今回は、先週発表があった公立高校受験についてお送りします!
今年の傾向はどうだったのでしょうか。
応募倍率を見てみると、トップ10に入っている学校は、昨年から実に7校が変わっていません。
順番は大きく入れ替わっていますが、これは募集人数の変化もあるので、
一概に人気が上がった、下がったという判断はできません。
受験校を決める際には、事前に募集枠の情報をチェックしておくことも重要です。
公立だしどうせ毎年だいたい同じと高を括っていると、変化の波に乗り遅れてしまいます。
例えば昨年トップだった蕨が今年は10位になっており、
一昨年トップだった市立浦和が再びトップになっています。
蕨は昨年、募集定員を減らしたことで、一気に高倍率になりました。
今年は昨年から募集定員を変えていないため、高倍率を避ける受験生が多く、
10位に下がったのでしょう。
逆に、純粋に倍率が下がったのは大宮、市立浦和南といった学校です。
最上位の学校や、自分の能力いっぱいのレベルに挑戦するよりも、
安全志向が目立ったと言えるでしょう。
トップ10だけを見ても分かりませんが、今年は例年に比べて、
偏差値の低い学校の倍率がやや高めの傾向もありました。
定員割れをねらった受験生にとっては、やや予想が外れ、直前で慌てて志願先変更、
というケースもありました。これも安全志向のあらわれと言えます。
学力試験が一本化されてから、年々、安全志向の流れは強まっています。
私立でも確約を出さない学校も出てきており、この動きに拍車を掛ける結果になっています。
倍率は、受験生にとって最も気になる要素です。しかし大切なのは自分の実力です。
来年の受験に向けて「今」やるべきは、倍率の研究よりも自分の学力把握です。
倍率に惑わされる前に、高倍率でも怯まず挑戦できる学力と自信をつけていきましょう!