教育プランナーブログ

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先日、石川県公立高校の入試が実施され、14日合格発表がありました。

トライの生徒さんからも、たくさんの合格者が出ました。

合格した皆さん、本当におめでとうございます!

 

今年の高校入試は、作文試験の廃止に伴い、読解・記述力を問う傾向が

一層強まった内容となりました。苦戦を強いられた方も多かったのではないでしょうか。

以下、科目毎の傾向をまとめましたので、

特に来年受験生になる方は参考にして下さい。

 

 

【国語】

大問は4問。説明文・小説・古文・作文の構成でした。

説明文・小説については、文章の意味を本質的に理解しないと解けない内容の問題が多く、

やや難解な傾向だったと言えます。

古文は比較的難易度は低く、基本的な内容を押さえていれば解けるものでした。

 

【数学】

問題数は昨年とほぼ同じ位の数でした。

一方で問題文が長く、論理的に考えなければ正答が導き出せない問題が

多く出題され、「時間が足りなかった」という感想を多く聞きました。

基本的事項を押さえていれば解ける問題も同時に出題されましたので、

そういった問題を確実に得点する解き方・時間配分を考える必要がありました。

特に上位校志望の方は、今回の傾向を踏まえ早い段階での対策が必要です。

 

【英語】

大問は5問でした。総合的な力を問う内容となっており、難易度は平年並みと言えます。

1点、新傾向として、長文で論理の把握を問う問題が出題されています。

来年度の出題も十分考えられますので、過去問で確認しておきましょう。

 

【理科】

今回一番苦戦したという感想が多かったのが理科です。

用語をそのまま問う様な、丸暗記で対応できる問題が少なく、

記述にしても選択問題にしても、きちんと事象の意味を理解していないと

正答にたどり着けない問題が多く出題されました。

また、計算問題において計算の過程(途中の式)を書かせる問題が出題されていました。

これは昨年までの問題には見られなかった事で、新傾向と考えてよいと思います。

新学習指導要領への完全移行に伴い、来年度も同様に深い理解を求める問題が

出題されると予想されます。「理科は丸暗記」ではなく、早めの対策が必要です。

 

【社会】

理科と同じく、内容を深く理解していないと対応できない問題が多くなっています

特に記述式で解答を求める問題は、難易度が高かったと言えます。

問題数自体は例年並みで、問題数が増えている訳ではありません。

1つ1つの事象をきちんと理解していくことが攻略のカギとなります。

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