2013年3月30日
新潟県 教えて!トライさん 幼児教育について
今回は、幼児教育についてご案内致します。
【教えて!トライさん 幼児教育について】
幼児(3歳~6歳)の時期は、人格の発達や社会性の発達にとても重要な時期になります。
<人格の発達>
先天的な「気質」の上に、環境や育てられ方などの後天的な要素が作用し、
幼児の人格が形成されていきます。
この時期に形成された人格は、「第二の天性」とも言うべき重要な意味を持ちます。
<社会性の発達>
親子の人間関係、兄弟・姉妹間の人間関係、友達との人間関係などを通して、
コミュニケーションや遊びなどの中で、社会性を身に付けていく時期になります。
基本的な生活習慣が完成するのも、この時期です。
心理面や身体的な特徴も、どんどん発達していくこの時期に、どのような教育を施すのかによって
その子の将来が決まると言っても過言ではありません。
トライでは、近年幼児教育にも力を入れています。
指導方針の一つとして、
◎「集中力」が十分に形成されていない生徒への対処法
① 明確な「努力目標」を示す。
⇒ 「望ましい行動」と「してはいけない行動」の区別を、きちんと論理的に説明する。
② 子どもの行動に対して、明確な「フィードバック」をする。
a)「望ましい行動」ができたら、ほめる。
⇒ ほめることで、子どもの忍耐力を引き出していく。
b)「してはいけない行動」をしたら、感情的にならず、落ち着いてしかる。
⇒ 「望ましい行動」と「してはいけない行動」の区別を、もう一度きちんと論理的に説明する。
c)「一貫性」を保つ。
⇒ フィードバックは子どもとの約束事なので、常に同じ方針で臨む。
③ 「予防策」を講じる。
⇒ 問題行動を起こしてはならない場面を迎えるときは、その直前に子どもと約束事を再確認しておく。
④ 上記の積み重ねによって、少しずつ「感情をコントロールする力」が養われていく。
⇒ 「ほんのちょっとしたテクニック」のようなお手軽系のものに頼ってはいけませn。
子どもの発達上、害の方が大きいと思われます。
上記のような方針を担当教師と打ち合わせ、実行に移していくという形を取っています。
本来であれば、保護者の方で十分対応できる内容ではありますが、
仕事で中々時間が取れないといった方や、どう対応したらいいか分からなくなってくるということも
出てくるのではないでしょうか。
この幼児期は、その子の将来に向けて、非常に重要な時期です。
後からでも大丈夫ということはありません。
幼児教育について、お困りごとやお悩みを抱えていらっしゃる方は、是非一度ご相談下さい。