2013年9月23日
新潟県 国語の「読解力」について
今回は、国語の読解力についてご案内致します。
最近問い合わせ頂く中で、読解力が弱い、文章が苦手だという内容を多く寄せられています。
読解力とはどういうものなのか、何に気をつければいいのか少しだけご案内致します。
【新潟県 国語の読解力】
突然ですが、以下の文章の違いは何でしょうか。
「今日の給食はカレーだ」
「今日は給食がカレーだ」
二つを比べたときに、ぱっと見て分かるのは「の」と「は」、「は」と「が」が違うということです。
では、二つの文章の意味合いが違うということに気づきますか?
上の文章は、「今日について」述べた文章で、
下の文章は、「今日以外と比較」した文章になります。
日本語は、一文字違うだけで、意味する内容が異なってきます。
そういったことを見抜いて、文章や言葉が何を表しているのかを正確に読み取る力が読解力です。
読書をしないから国語が苦手なんですと言われる方が多くいらっしゃいますが、
それはあくまで間接的な理由です。
読書をしないからではなく、文章を正確に読もうという意識が不足しているため、
内容の違いが分からずにとんちんかんな答えを書いてしまったり、何も答えられなかったりするのです。
読書をすることはもちろん大事なことですが、読書をするのであれば、
内容を正確に読み取ろうという意識で、まずはゆっくり読むということを心がけるようにして下さい。
読書がどうしても出来ないという方は、学校の国語授業の復習を丁寧に行うことをお奨めします。
何故こういう答えになるのかを考えることで、文章を深く読んでみようという意識が働くようになるはずです。
どうしても国語の苦手意識が取れないという方は、トライの家庭教師を頼って下さい。
国語は、学習の基本ですので、苦手なままでは他の科目の成績も落ちてきます。
また、国語力が身に付くには時間を必要とします。一朝一夕で習得できるものではありません。
手を打つのであれば、出来る限り早い段階で実行しましょう。