教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライ新潟校です。

ある教育系情報サイトを見ていたら、
中間テストの英語で惨敗してしまった。」とお悩みの中1の保護者様の投稿がありました。
実は、同じお悩みを持つ保護者様が2021年度からとても増えています。
大きな理由の1つに以前当ブログでも取り上げた「中1ギャップ」が挙げられますが、
今回はさらに掘り下げていきたいと思います。
保護者様が中1の頃との違いに驚かれるかもしれませんよ。

  「中1ギャップ」に関する記事はこちら

■教育プランナーブログ|新潟県 進学準備講習で「中1ギャップ」を乗り越えよう!
■教育プランナーブログ|新潟県 中学進学前に英語の「中1ギャップ」対策をしよう

|1学期(前期)の英語のテストの平均点は80点くらい!?

「中1の英語の最初のテスト」というと、
アルファベットから始まり、選択問題も多いから、平均点が高いイメージですよね。

こちらは2016年度のある中学校の中1英語の中間テストです。

そして、こちらは2022年度のある中学校の中1英語の中間テストです。

くらべてみると、テスト内容の違いが一目瞭然ですね。
2022年度のテストでは、アルファベットは書けて当然なので、もはや出題すらされません。
同じ穴埋め問題でも、2016年度のテストは単語の頭文字だけ書ければよかったのに、
2022年度のテストではbe動詞と一般動詞を区別し、肯定文・否定文・疑問文・命令文の語順を理解したうえで、
適切な場所に適切な単語が書けなければなりません。もちろん選択肢もありません。

2021年度以降、教科化した小学英語の学習を前提とした出題が増加、
初めてのテストから「書く」力を問う問題が出題されています。

下の図は教材会社が全国の塾に行ったアンケートによるもので、
2022年度の1学期(前期)中1英語の平均点の聞き取り調査の結果です。

中間テストでは全体の半分を超える54.5%、期末テストではなんと83.2%の学校で平均点が70点未満です。
「中1の英語の最初のテスト」=平均点が高い は過去のイメージ
実際は想像以上に内容が難しくなってきていることがわかります。

|アンケートから見える難化の実態

こちらも同じアンケートで、「教科書改訂後の中学1年生の英語について」の自由記述欄に書かれた内容のうち、類似回答が多かったものを抜粋したものです。

多くの塾で、中1英語が難化したと感じていることが読み取れます。

|小学英語の教科化が示していること

ここで勘違いしてはいけないのは、小学英語は中学英語の先取りではないということです。
先取りというのは予習ですから、いずれ後でまた習います。
これまでの小学校の英語はまさにこれで、中学校に進学するとまた1からアルファベットの学習から始まりました。

では、今の小学校の一般的な英語のテストをご覧ください。

最初の2016年度のある中学校の中1英語の中間テストに似ていませんか。

小学英語の教科化とは、これまで中1で学習してきたことが小学校に降りてきたことを意味するのです。
中学校では、小学校で学習したことを前提にその続きからの学習となるので、前述の塾のアンケートにもあったように小学校段階での英語の定着度合いによって、定期テストの得点の二極化が顕著に表れるわけです。

単語や英文を書く力に不安があるまま中間テストを向かえてしまうと、残念ながら惨敗濃厚です。
しかし今から対策をすれば十分間に合いますので、ご不安がある方はぜひご相談ください。

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