2012年6月17日
新潟県 高校生 AO入試虎の巻
今回は、AO入試についてご案内致します。
【AO入試】
詳細な書類審査と時間をかけた丁寧な面接などを組み合わせた選考により、入学志願者の
能力・適正や学習に対する意欲・目的意識などを総合的に判定する入試方法です。
一般入試では、【客観的な数字(テストの点数)】で合否が判定されますが、
AO入試では学力を重視する大学はあまりなく、【志望動機】や【出願者の人物像】などが
最も重視され、合否が判定されます。この点が一番大きな違いです。
<AO入試選考方法>
①書類審査(※①)(調査書+推薦書+志望理由書など)+面接
②書類審査+小論文(作文)+面接
③書類審査+学力試験(※②)+面接
④体験授業・セミナー(※③)+書類審査+面接
⑤エントリーシート+面談(※④)+書類審査+面接
※① 提出書類は大学によって様々。課題作文・活動報告書・大学生活計画書などが
課せられる場合が多い。
※② 大学独自の基礎学力試験や、国公立のセンター試験利用など。
※③ 大学の模擬講義やセミナーに参加して、その後レポートや口頭試問を課すパターン。
※④ 面談とは、大学と受験生が相互に質問・理解し合うものとする。
5つのパターンのうち、もっとも多いのは①の『書類審査+面接』です。
⑤のタイプの選考方法は私立大学が多く取り入れている傾向があります。
<AO入試のポイント>
・AO入試では受験生の【個性】【意欲】【姿勢】【適正】が大きなポイント!
⇒合否は書類審査と面接で各個人を多角的に審査した結果出される。
・各大学が提示する【期待する学生像】が、合否判断の絶対条件となる!
⇒希望する大学でどの様な事を学び、それが自分の将来とどのようにリンクしていくのかを
明確にする必要があります。