2012年10月26日
新潟県 小学生 教えて!トライさん「勉強のやる気はどうやったらあがるの?」
今回は、小学生の勉強のヤル気を上げるコツについてご案内致します。
お問い合わせ頂く中で最も多いご相談内容です。
悩まれている方が多くいらっしゃると思いますので、是非参考にして下さい。
【小学生 勉強のやる気の上げ方】
■子どもへの声の掛け方を工夫する
子どもの「やる気」は、勉強自体の「理解度」、そして「成績」に比例して湧いてきます。
親が心配するあまり、つい「何で勉強しないの!」「勉強しなさい!」という言葉を
子どもに投げかけてしまいます。しかし、これが全くの逆効果になります。
上からの目線で「~しなきゃだめ!」といったスタンスで話をするのではなく、
「一緒に協力しながらできるようにしてみよう!」というスタンスで話をすることが効果的なのです。
一つ一つの問題を「教える」というよりも、一緒に目標を決めて(ここまで読めるようにしてみよう!など)、
「一緒に考える」というスタンスが大切です。
このスタンスにより、ついつい言いたくなるその「一言」を我慢することができ、
良い親子関係を築くことにもつながります。是非意識して取り組んで下さい。
家庭教師という第三者であれば、これが当たり前のように実践でき、
子どもとの良い関係を築きやすいという利点があります。
■親子で共通の目標を持つ
「やる気」のない子に対して、「勉強を好きにする」ということは、即効性がなく難しいものです。
「やる気」を上げるための要素「理解度」「成績」を上げるためには、
やはり基礎からじっくりと取り組み、「学習習慣」をつけることが必要です。
ただ「やりなさい!」ではなく、親子共通の目標を持つことが大切です。
「ここまでのページ、漢字が覚えられたら、お父さんに釣りに連れて行ってもらおう!」
「ここまで計算が間違いなくできたら、焼肉に連れて行ってもらおう!」
このような、ごほうびを与えるという手法をよく聞きますが、これは継続的には有効ではなく、
その価値が維持できないため、お勧めできません。
お母さんと一緒に「ここまで出来るようにする」ことで「釣りに行ける!」などの目標を共有するのです。
ここで大事なのは、お父さんを「試験官」に例えるならば、
お母さんは一緒に目標を達成させるための「同志」という設定にすることがコツです。
このように、「一緒に頑張る」という意気込みと、そのときの親子関係こそが、
やる気を上げるには最も大切です。