2011年10月30日
埼玉県 中学入試⑧社会対策必勝法
今回は社会の受験対策法についてお伝えします。
以下の3点が特に重要です。
1、基礎的かつ重要な知識の暗記
社会は基礎的な知識の暗記が正確にできていることが一番重要です。
まず中学受験に必要な知識を早めに身につけてから、基礎固め・応用問題をこなしていく必要があります。
特に社会に苦手意識を持っている人は、基本的な知識を身につけておくことが大切です。
この時期は融合問題・応用問題に取り掛かる人も多いと思います。
ただし、全体的に正答率がよくない人は、基礎的かつ重要な知識が不十分な可能性があります。
もう一度、重要語句などの暗記がおろそかになっていないかを確認をしてみましょう。
2、苦手分野の克服
社会の出題は主に地理・歴史・公民・時事問題の4つから構成されています。
不得意分野がある場合は、最低限の内容を押さえておくことで苦手意識を減らしていく必要があります。
苦手分野を抱えたままだと、その部分が出題された場合、他の受験生に大きな差をつけられてしまいます。
中学に入学した後の授業で遅れてしまう可能性もあります。
不得意分野の対策は、早めにやって少しでも苦手意識をなくしていきましょう。
3、テクニックを身につける
暗記、苦手分野の克服まで出来たら、あとは受験に必要なテクニックを身につけていく必要があります。
例として、2つのポイントをお伝えします。
①問題を解く場合は制限時間を設定する
算数、国語に比べて社会は解答時間が短い学校が多くあります。
じっくり考えて解くことはもちろん必要ですが、時間切れになってしまっては元も子もありません。
日頃からストップウォッチを利用するなど、時間を意識して訓練を行なっておきましょう。
②問題を解く順番を考える
時間が短い分、実際の入試ではどこから解くのかといったことが非常に重要です。
やみくもに1番から解いていては、行き当たりばったりの対策になりがちです。
解答用紙の確認をあらかじめ行ない、「記述問題がどのあたりにあるのか」などを確認しておくのも方法です。
できるだけ自分の中で作戦を立て、効率のいい解き方を習得しておきましょう。
社会は、算数や国語に比べて対策が苦手という人もいます。
きちんと暗記、苦手の克服、テクニックの3点をおさえ、本番の入試を乗り切りましょう!