2012年7月21日
埼玉県 読書感想文 書き方のポイント
今回は、読書感想文の書き方についてお伝えします。
読書感想文は夏休みの宿題の定番です。ついつい後回しにしてしまい、
ぎりぎりになってとりあえずあらすじだけを書いてしまう人もいるようです。
今回は、書き方のポイントをまとめましたので、読書感想文作りの参考にしてください。
①まずは「一番感動したポイントをまとめる」
本を読んで感想を書こうとするものの、原稿用紙に2枚や3枚も書かなくてはならず、
何を書けばいいのか分からなくなってしまう人が多いようです。
まずは、自分が読んで何に感動したのか、どう感じたのかをまとめましょう。
5つも6つも無くてもOKです。1つや2つでいいので、
自分なりに心動かされたポイントをまとめましょう。
②自分の経験を交えて書く
ただ単純に「~に感動しました。おわり」では何も伝わりません。
一番書きやすいのは、自分の今までの経験と照らし合わせたり、経験を踏まえたりして書くことです。
考えや思いだけでは「~と思いました」「と思います」ばかりの文章になってしまい、
読みにくいだけではなく何を言いたいのかわからなくなってしまいます。
自分の経験などを交えて文章を作ると、説得力も増しますし、何より書きやすくなります。
③今後の自分にどう活かすのか
せっかく本を読んで感動した部分をまとめたわけですから、これまでの経験を踏まえて
今後の自分にどう活かすのかを考えてみましょう。
今まではこういう考えだったが、これからこういう風に考えて行動したいと思う、など。
最後に自分の考えをしっかりと示せば、全体がまとまります。
もちろん段落の分け方、接続詞の使い方など基本的なことはきちんと押さえておきましょう。
読書感想文だからと言って構えずに、まずは本を楽しんで読みましょう。
興味をもって読まないと、心は動かされません。
「これを読んで感想を書かなくては」と固く考えずに、気楽に読んでみましょう。
そうすれば、自然と自分なりの感想がでてくるはずです。