2014年5月21日
埼玉県の教育情報 高校入試制度を知っていますか?PART1
こんにちは。家庭教師のトライ 埼玉校です!
新年度になって新しい環境になった方が多いと思いますが、もう慣れましたか?
今年度受験生の皆さん、受験まで1年を切りましたが受験の準備は進んでいますか?
今回は、「埼玉県の高校受験情報」についてお話したいと思います。
何故このテーマかというと、埼玉の高校受験は他の県に比べて非常に特殊と言われています。
ですので、1年間のスケジュールを頭に入れて、本人と親御さんが協力しなければいけません。
かなり情報量が多いため、2本立てでお送りします。
これを押さえば高校受験は大丈夫!
という必見の内容になってますので、ぜひ参考にしてみてください。
①まずは年間スケジュール!1年の流れを押さえましょう。
4月-6月:
3学期制の学校では1学期です。2期制の学校は前期と呼ばれます。
ここでは定期テスト対策や授業態度など内申対策と、4月からはじまる北辰対策をぬかりなく行うことが
ポイントです。(北辰や内申については下記のキーワード参照)
私立公立問わずに、まずはこの対策に力を入れましょう。
また、志望校によって力の入れどころが変わります。
自分の状況と志望校の差分をしっかり見極めて必要なことを実戦しましょう。
7月-8月:
学校見学会が多く開催され、志望校が少しずつ固まってくる時期です。
復習に力を入れましょう。また、9月以降のテストで良い結果を出せるように予習もお忘れなく。
9月-12月:
何より大事なのが、北辰テストを私立高校個別相談会にもっていく時期です。
この時期は、毎月北辰テストがあることに加えて、定期考査も入ります。
最後の内申点の参考になるものですので、公立高校志望でも、私立で2学期の内申を見られる
学校志望の生徒さんは追い込みです。
1月-3月:
★私立出願と入試(1月中)
★公立出願と入試(2月-3月 ※入試は3月第1週・合格発表は第2週)
書類を志望校に提出することで受験の申し込みとなります。
県立はすべての高校が同じ日に受験を行うので志望校を1校に絞る必要があります。
ちなみに公立の志望校変更が倍率発表後2回出来るようになりました。
また昨年度は、埼玉県内の公立中学3年生が2年連続で減少した影響で、
全日制の募集人員が160名減りました。
募集人員を減らした学校の多くは、前年か前々年度に定員を増やした学校です。
浦和・浦和第一女子・所沢北ほか計12校で定員減。
一方、春日部や浦和西など8校は定員増です。
以上が年間のスケジュールです。
今の時期は中間テストと北辰テストに向けての対策を行う時期です。
②志望校の決め方について
これは前回のブログに掲載していますので、ご確認ください。
まずはある程度の方針を決めると年間で行うべきことがはっきりみえてきます。
PART2では埼玉独特の受験システムについて触れていきます。