教育プランナーブログ

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中3受験生の皆さん、本当に受験おつかれさまでした。

家庭教師&個別教室のトライ北海道グループ教務委員会【担当“トライさん”神山】から、

2022年3月3日(木)に行われました『北海道公立高校入試問題』の出題分析【社会編】をお送りします。



【社会】 難易度…昨年と同程度でやや難しい

第1問は例年通り小問集合。全体の約3分の1の配点があるのも例年通り。

今年は地形図や図表の読み取りが多く、かつ問われている内容も過去の第1問よりは難しい。かつ完全解答の問も多かったことから昨年までより得点しづらくなっている。

問5には北方領土問題が出題された。北方領土問題は北海道の入試で毎年出題される内容のため必ず覚えておく必要があるが、今年は単純な島の名前などではなかったため得点しづらかった。

第2問は歴史からの出題。難易度はやや難しかった昨年と同程度だが、昨年同様に出題された資料を読み取って記述する問題が非常に書きにくい。資料から読み取れることに加えて歴史的背景の理解が必要で、うまくまとめるのも難しい内容。中間点が設けられているので、中間点をどれだけ取れたかが鍵。

第3問は地理からの出題。地理が2部構成になるのはここ数年続く傾向。A・Bいずれも完全解答の出題が多く、得点しづらい。Bの問2は地理の知識がほぼ必要なく、資料から読み取れることを記述していく内容で、こういった問題に慣れていない生徒さんには書きにくかっただろう。地理は資料の読み取り問題の重要性が上がっているため、様々なグラフや表の読み取り練習が必要になっていくだろう。

第4問は公民からの出題。難易度は平年並みだが、問3の記述問題では京都議定書の内容を正しく知っていないと正答できず、得点しづらい。

それ以外は言葉やマークの意味が正しくわかっていればさほど難しい問題ではなかったため、ある程度の得点は見込めただろう。

全体的に、数年続く傾向ではあるが語句と語句とのつながりを正しく覚えておくことに加え、資料の読み取り能力を鍛えておく必要があり、記述の説明問題の重要性が上がっていることから練習は必要となる。

語句の丸暗記でどうにかなる科目ではなくなった、とも言えるだろう。





いかがでしたか?

特に次期受験生の方は、限られた時間のなかで、これまでの知識を活かしながらそれを本番で使えるように、最新入試傾向をふまえての実戦力を身につけていかなければなりません。



さあ希望溢れる春です!合格のための現学年の総復習・新学年の予習、日々の勉強習慣付けなど、 特に新中3生の方は来年の入試・合格へ向けての新たな第一歩を踏み出していきましょう! トライでは「自学力」を高め、そうした「実戦力」へ導く教師たち・指導方法が整っています。



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