2014年4月23日
石川県の教育情報~センター試験について~
今回のブログでは、大学受験を考えている生徒様みなさまに向けたテーマになります。
【2015年度センター試験について】
昨年度から何が大きく変わったか、そこが気になる受験生は少なくありません。
学校でも進路相談ではご説明を受けたと思います。
それについて、今日は簡単にお話ししていきます。
まず、数学・理科においては新課程対応になりました。
数学の出題科目、選択方法は旧課程と同様ですが、出題範囲についてが変わります。
数学A:
場合の数と確率、整数の性質、図形の性質
数学B:
数列、ベクトル、確率分布と統計的な推測
これらそれぞれ3項目から2項目を選択回答する形式になります。
理科の出題科目は、旧課程から【2科目増加】し、
物理基礎
科学基礎
生物基礎
地学基礎
物理
科学
生物
地学
以上全8科目になりました。
これらから、志望大学の入試科目に応じて、最小で4単位、最大で8単位の選択になります。
以上より留意したいのは、文理問わず、理科の負担が大きくなるということです。
国公立文系を志望する場合でも、上4つの基礎科目から2科目(4単位)を選択する必要があります。
国公立理系の場合は、下4つの専門科目から2科目(8単位)を選択します。
旧課程の場合、理科2科目(6単位)と比べると、やはり負担が大きくなったといえます。
受験生は、早い段階から理科の対策を始めるとともに、
まずは国数英の3科目の点数を安定させることが夏までの課題となりそうです。