2011年5月25日
新潟県 高校入試 内申点について
今回は内申点についてです。
ご家庭に訪問させて頂いたときに、受験に向けてお子さんの内申点をお聞きします。
そうすると、「内申点は知りません」と言う方が意外と多いのです。
どうも計算方法を教えてくれない学校が多いようです。
内申点は通知表の得点です。
9科目5段階評価ですので、45点満点で評価されます。
3年間の成績を見るので45点×3年で135点満点ですね。
入試前には比率の話をよく聞くと思いますが、3:7とか4:6というのは
内申点を300点に、入試の点を700点に
もしくは
内申点を400点に、入試の点を600点に
換算するということです。
内申点は300点換算するとおよそ2.2倍になります。(300/135倍)
3年間オール3だと合計81点となり、入試では約180点(179.9999・・・点)になります。
この内申点に入試の得点を換算したものを足して、1000点満点で合格を競うことになります。
たとえば、内申点がオール3の人と、オール4の人ではどれだけ差がつくかというと、300点換算で60点差になります。
この60点差を、700点満点換算の入試で取り戻す必要があります。意外に大きい差ですね。
だからこそ、受験生になったときに辛い思いをしないためにも、
中1からどういう勉強をしたらいいかを是非考えて頂きたいと思います。
特に、進学校(県高・南・長高・国際情報・高田・三条など)を考えている方は、中1、2の結果はとても大事ですよ。